少し前ですが、「新・山本二三展」に行ってきましたよ。
(お名前の「二三」は「にぞう」と読みます)
(大河ドラマ「いだてん」の主人公の「四三(しそう)」さんの命名の由来は
「父親が43歳の時に生まれたから」ですが、
山本氏には何かエピソードがあったりするのかしら?)
知る人ぞ知る、アニメの背景美術の巨匠の作品が、
古いものから新しいものまでたっぷりじっくり楽しめて、よかったです。
サイズはだいたいどれもA4くらいで、描き込みがすごかった〜。
参加作品の数々を見ると、日本のアニメ界を影で支えてきた立役者なのだなぁ、
としみじみと感じてしまいます。
氏のお名前は知らなくても、氏の描かれた背景画は、
日本で生まれ育った人なら一度は見たことがあるはず、と断言できそうなくらい。
アニメだと、どうしてもキャラクターの方に注目がいくけれど、
世界観や雰囲気を作り上げるのは、実は背景だったりしますよね。
プロなんだから当たり前とはいえ、
うまいなぁ、すごいなぁ、と思いながら1枚1枚をじっくり見て回りました。
作品ごとに、場面ごとに、トーンが違ったりもしていて、
時にはテクニックも使い分けられていることもあると知って、
何だろう、わくわくするような、「うわぁ〜!」って気持ちになりました。
すごいねぇ、おもしろいなぁ!
自分用のお土産には、定番のポストカードを5枚書いました。
以下にそれぞれのタイトルをメモしておきますね(↓)。
- 天空の城ラピュタ《荒廃したラピュタ》
- 名探偵ホームズ《アジト》
- 時をかける少女《踏切》
- 「世界樹と不思議のダンジョン」《街の広場》
- (同上)《不思議ノ迷宮》
ちなみに、会場に来ていた客層は、お年を召した方から小さなお子さんたちまで、
けっこう幅広い感じでしたよ。
社会科見学っぽい中学生グループもいたなぁ。
そして、音声ガイドを務めるのはアシタカ役の松田洋治さんということで、
こちらも楽しませて頂きました。
自分1人だと気付かなかった点もきっとあったと思うので、お借りしてよかったです。