毎晩、電気を消して布団に入って眠りにつくまでの時間が、少し怖い。
横になっている時って、体勢によっては
自分の心臓の鼓動が妙に大きく響いてきたり
それによって身体が微妙に揺れ動いたりしませんか。
そんなささいなひとつひとつに、いちいち「地震!?」と勘違いしてしまう。
息をつめて様子をうかがっているうちに
天井がゆらゆらぐるぐるしているようにも見えてきて
(って、裸眼だとほとんど何も見えないくらいなのに)
心臓がどきどきしてくる。
樹原涼子さんが、こないだのひな祭りライブの時に話していた
「いつかやろうと思っていたことが
ある日突然、できなくなってしまうことって、あるんだな」
という言葉を、何度も思い返しています。
(お友達が、3人の子を遺して早くに亡くなられたそうで、
そのことに触れつつのトークで出た言葉です)
あの話を聞いた直後も、こう、心にずしんと響くものがあって
「そうか、そうだ、そうなんだなぁ……」とぼんやり噛み締めていたのですが、
それから1週間経って、たくさんの人が大変な目に遭う災害が起きてしまって……。
余震やら原発やら、不安材料がなかなか減らないこの状況で
毎日、1日ずつ、平穏に暮らせることのありがたさに
今さらながら気付かされています。
わ、私、不安になりすぎですかね?
怖がりすぎ?
でも、怖いんだよ、ほんとに……。