先日録っておいた「モアナと伝説の海」を鑑賞。
おもしろかったです!
あと、海や水の表現が、とってもきれいでした。
歌もよかったなぁ、伸びやかな声が好き。
例によって、前情報が何もないまま見ていたのですが、
メインの登場人物が、ほんとうに、
これまで作品のキービジュアルなどで目にしていたあの子とあの人だけ!
……という点に、少しびっくりしました。
故郷の人々とか、一応、悪役というか、敵も存在するものの、
物語の大半が、モアナとマウイだけで進むんだよね。
あ、ヘイヘイ(鶏)もいたけれど、あの子はマスコットキャラだし。
そして、「魔物の正体が、実は『心を失くした女神そのもの』」というのも、
個人的にはとても好みで、説得力のある設定でした。
「善性だけの存在」とか「絶対的な悪」よりも、
「人間にとって、恵みを与えるだけではなく、恐怖の対象にもなりうる」
っていうのが、むしろ神様っぽいなぁ、とも思っているので。
そしてそれは、「ほんの少しの違いで、善にも悪にもなる」という、
人間そのものでもあるよなぁ、って……。
ところで、マウイがカナヅチな設定って、
「女神の心を盗んだ罰or呪い」なのかな、と思っていましたが、
それは別に全然関係なくて、もともとそういう人だったのね。
勝手に深読みして、最後は泳げるようになるのかな、と想像していましたが、
違っていたみたい。あらら。