「第17話:大切なもの」(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

 2023/05/10 Wed

水星の魔女

水星の魔女 Aパートで「グエスレいよいよ始まったー!」ってキャッキャしてたのに、
Bパートで「オゥ……」って打ちのめされて、
今週ももみくちゃにされましたよ、案の定。
これで総集編挟むのかー、次回までどう堪えればいいんだ……。

グエスレてんこ盛り

温室にて

グエルくんとスレッタちゃん、久しぶりに会ったらどんな会話するのかな、
また2人きりで静かなひとときを過ごせたらいいなぁ、
などとほわほわ願ってはいましたが、
あの一連の温室のシーンは、見たかったもの全部乗せ!って感じで、
いやぁ、もう、過剰摂取! 過剰摂取!

「全然わかんないです!」「何でだよ? わかれよ!」のところ、
毎日見ても飽きないね。全然飽きないね。
「大切なものは、もう失くしたくないんだ」の後に
スレッタのこと「大切なんだ」って、まっすぐ見つめて伝えていて、
そりゃあお目々きらりんさせちゃうよなぁ。
こんなふうにこんなことを言われるの、初めてだったんじゃない?

スレッタが「ごめんなさい」ってお断りして
グエルくんもさほどショックを受けていないように見えるせいか、
ネット上ではグエスレ終了と感じた方々も多かったみたいで、
時間差でそんな雰囲気に気付いた私は「え? どこが??」ってびっくりですよ。

よろしいですか、みなさま。
まず、この水魔女は1話ごとの展開がものすごく早いです。

そして、グエルくんは寮を追い出されたらキャンプ生活を始め、
退学と言われたら出奔して偽名でバイトをし、
テロリストに拘束されても好きな子が心配で飛び出して
廃人寸前状態からたったの1話(劇中時間で1晩)で再起を果たし、
次の話で地球からの爆速帰還を果たした男ですよ。

さらに、スレッタちゃんは、一旦興味を持った相手(エランさん(4号))には
寮まで突撃かまして全館放送でハッピバースデー歌っちゃう行動力を見せています。
現時点では、グエルくんから向けられた想いにようやく気付いた段階ですが、
お目々きらりん描写から、心の深いところにそれが届いたのは明らか。

水魔女本編が当初の予告どおり2クールで終わるとしても、
「残りは7話だけ」じゃないよ、「まだ7話もある」んだよ、
それだけあればこの2人、とんでもないところまで転がっていっちゃうに決まってる。
最終的にどうなるかは、彼ら2人が決めることですが、
少なくともこれで終わりじゃない。
グエスレ、キター!!(ズンドコ♪ ズンドコ♪)(喜びの舞)

手は口ほどに物を言い

温室のシーンでは、特にスレッタの手の細やかな動きが印象的でした。
水魔女ではいつも、ちょっとした表情などの変化の描写が丁寧で、
それもこの作品に夢中にさせられる要素の1つですが、
特にじっくり見せてもらえて、よかったなぁ、って。

プラント・クエタでの事件以来ずっと、
スレッタ自身や周囲に対して疑問や不安を抱くことが続いていただろうから、
久しぶりにその心にすっと染み込むような、温かい言葉だったんだろうなぁ。

青春してくれ!

私の最推しはグエスレなので、これからもずっと
「イチャイチャしろォ! もっと、もっとだァァ!!」
という姿勢で見守っていく所存ですが、
本編中ではスレッタの自立までを描くのが精一杯で
相手を問わず、明確なカップルとして成立するのはまだ難しいかな、とも思う。

でも、年不相応の物を背負いすぎたグエルくんと、
生まれ育った環境(母親含む)のせいで人間関係の築き方が危うくて
こちらも年不相応な、ぶっちゃけ内面が幼すぎるスレッタちゃんが、
これから少しずつでも距離を縮めていく様子を見守っていきたい。

あと、いよいよ本編があっちもこっちも深刻になってきたので、
ラブコメを随所に挟んでもらわないと、見てるこっちの身が保たんわ!

グエスレもっとイチャイチャしろォ!
グエルくんがスレッタちゃんのことフルネームじゃなく名前で呼ぶのは
何がきっかけになるのかな。
決闘の時のスレッタのお願い、グエルくんはきっと叶えてくれるから、
それで彼が地球寮に入り浸るようになったりしないかな。
いっぱい話して、時々はちょっと怒らせたり泣かせたりもして、
お互いのことをもっと知っていってほしい。
デートじゃなくても、2人で出かけたり用事を片付けたり、してほしい。
2人きりじゃなくても、一緒にごはん食べたりしてほしい。
ハートを掴むには、まず胃袋から!
時々ならケンカするのもいい。仲直りしたい時はどうするの?
元気がない時どうしてほしい? おっぱい揉む?
せっかくだからラッキースケベもさせてあげたい。

急に大人の男になってしまった&させられてしまったグエルくんを
ただの男の子に戻してあげられるのは、スレッタちゃんだけだよ。

「進むことがどれだけ怖いか、やっとわかった」

グエルくんのこの(↑)台詞、けっこう重要だな、って思う。
スレッタも、怖いからこそ、いつも御守り代わりに唱えていたんだよね。
親を慕う気持ちに共感してくれて、
「進めば2つ」を同じように支えにしてくれて、
進む怖さもわかってくれる人の存在が、
いつか支えになってくれると信じてるよ。

決闘

断髪・短髪

グエルくん髪切ったァァ!?
ええええ、聞いてないよォォ!?

最初こそ「えっ、失恋したから?」と思ったけれど、
あの告白は本人的にはイレギュラーだったと思うし
(好意はすでに伝わってると思ってたんだよね、可愛いね)、
「今は」会社を立て直すことが最優先だから、
いいお返事がもらえるかどうかは、それほど重要ではなかったんじゃないかなぁ。
だから、「会社の行く末に関わる決闘の前に、自分に喝を入れた」
みたいな意味合いかな、と解釈しています。

キービジュ解禁直後に、
「髪型ハーフアップにマイナーチェンジ?」という指摘があって、
それをけっこう支持していたのですが、バッサリいっちゃったね!?
えー、でも、グエルくん美人だから(美形じゃなくて美人)、
何やっても似合うね、かっこいいね……。
あっ、バリカンっていうから刈り上げにするのかと思ったら
そうじゃないのか、そうか……。

短髪姿だと、「御曹司」よりも「若様」とか「若旦那」って呼びたくなる。
そして、急に優等生感が増してきたよね、「生徒会長」っぽくなった。
あと、和服がますます似合いそうだなぁ、
前のライオンヘアーでも十分着こなしていただろうけど。

ああ、でも私は、これまで登場した中では、
ボブ期のゆるふわまとめ髪がいちばん好きだったんだよね。
そして次点は、パイロットスーツ姿のちょんまげスタイル。
さらに言えば、第9話でシャディクさんがやっていたように、
あの長い髪をまとめる仕草をいつか見てみたかったし、
あるいは、決闘後とか実習後とかで、まとめた髪のゴムをシュバッと抜いて
髪がぶわって広がるシーンとか、そういうの、ないかな〜、
などとこっそり期待していたので、ちょっとしょんぼり……。

身支度を整えながら気合いを入れていったり、
逆に、ビシッと決めていたのを少しずつ脱いでいったり、
例えばネクタイちょっと緩めたりするのって、こう、グッときませんか。
「エマ」(森薫)でも、エマさんがメイド服に着替えるだけの例のシーン、
めちゃくちゃ好きなんだよねー……。

スレッタにも断髪イベントくる!?

いつかのタイミングで、盗聴器その他あやしい機器と疑われている
例のヘアバンドを外すんだろうな、とは思っていますが、
何かにつけて対比されているグエルくんがバッサリいったから、
スレッタも切る? 切っちゃう??

スレッタも可愛いから、あの長いしっぽをカットしても
それはそれで似合うんだろうな、と思ったけれど、
ちょっと待って!
その前にぜひ、髪を下ろした姿をグエルくんに見せてあげて!

決闘に負けてエアリアル取られて自分は誰からも必要されてないと思い込んで
寮に引きこもって寝込んでるって聞いたグエルくんが、
心配になって様子見に来て
部屋着&下ろしたまんまの髪の姿のスレッタちゃんと遭遇して
想い人のラフな姿(もちろん可愛い)に動揺して
一瞬何しに来たか忘れちゃうエピソード、やってくれ!

ちなみにその時のスレッタちゃんは、
最初からずっとグエルくんと目を合わせずに俯いてるんだけど、
何かに反論しようとして思わず顔上げちゃって、
その時初めてグエルくんが髪切ったって気付いて、
しばらくぽかんと見つめて赤面しちゃったり、してくれ!
(スレッタ、まだ短髪グエルくん見てないよね?)
(決闘直後、コクピットで泣き喚くスレッタを連れ出してくれたかもしれないけど、
 そうだとしても取り乱してて全然気付かなさそう)

PTSD

予想はしていたけれど、グエルくん、思っていた以上に深刻な状態だったな。
やっぱり、MSに乗るだけならともかく、戦闘なんてまだ無理だよね。
そもそもPTSDって、スイッチの切り替えみたいにバチッと完治するのではなくて、
少しずつ症状が抑えられたり、時々ちょっと強くでたり、
行きつ戻りつしながら克服したり付き合い方を探っていくものだから
(素人が古い知識をもとに語っています、間違っていたらごめんなさい)、
そもそもあれからまだ日が浅い彼に、こんなことさせるのは酷だよね……。

でも、人を殺してしまって、しかも相手が大切な家族だったんだから、
ある意味これは正しいというか、健全な姿なんだよね。
これもスレッタとの対比だよね、
ぎりぎり正当防衛の範疇とはいえ、2度も他者の命を奪ったのに
ガンダムに乗って武器を使うことには抵抗がない、っていう……。

ジェターク寮

グエルくんの帰還とホルダー奪還に沸いていて、
グエルくんの不調にこのまま誰も気付かなさそうで、とても心配。
もちろん、グエルくんがラウダくんにさえ伝えていないことが
原因でもあるわけだけれど……。
そもそも軽々しく公表できる内容でもないしなぁ……。

しかも今回、八百長なのに、
みんなはそんなこと、もちろん疑いもしていないんでしょ?
見ていてものすごく苦しかった。
でも、グエルくん、このこと誰にも言えないもんね……。

ところで、ラウペトはどこまでいったの?
きっかけはいつ頃なのかしら?

もしかして終活?

第15話を見て、これからのグエルくんは会社や家族(広義)のために
生きていこうと決意したんだな、よかったぁ、と思っていたけれど、
うーん、もしかして、今のゴタゴタを乗り越えたら、
またふらっと消えようとしてる……?
そして、ヴィムの死の真相を抱えてひっそりと死のうとしてないか……?

トイレで拘束されていた頃には、消極的な自死願望があるように感じたけれど、
そういうのはもう乗り越えたんだな、と勝手に思い込んでいました。
私個人の願望も込みで。
でも、帰還後のグエルくん、妙に表情がさっぱりとしすぎているというか、
儚げなんだよね、ちょっと心配なくらいに。
心に纏っていた無駄な鎧が削がれて、本来の優しさや穏やかさが出てきたのかな、
それとも新たに身に纏うようになったのかな、と前向きに考えたいけれど、
今、とても不安です。

再戦希望

学園内での決闘が、今後の本編内で描かれるかわからないけれど、
お互いに強いと認め合っているグエルくんとスレッタの最後の戦いがこれだなんて、
いろんな意味で悲しすぎるので、
どうか、2人には、誰かの余計な思惑や作為が入ったりしない
純粋な真剣勝負をさせてあげたい。

……次に出会うのが本物の戦場で敵味方同士、ってことになったらどうしよう。
共闘する彼らも見たいのだけれど、
あんなに苦しんでいるグエルくんを、もうMSに乗せたくない、
って気持ちもあるし……。

ミオリネさん……

ここまでやらないとスレッタを守れない、
決闘からスレッタとエアリアルを離したい、っていうのはもちろんわかるし、
最後のアレとか、お芝居だっていうのはわかるんだけど、
あんな、あの、あああ、あそこまでする必要ある!?
何も、クールさん投げつけたりしなくてもよくない!?
その場でホルダー仕様をキャンセルしなくてもよくない!?

これがお芝居で、スレッタのためにやってるんだってこと、
いつかはスレッタも知ることになるだろうけど、
そうだとしても、……。

ミオリネ、頭の回転速いし口が達者なので
周りにも視聴者(私含む)にも忘れられがちだけど、
彼女も、同年代との自然な交流の機会を奪われ続けてきた子なんだよ。
周囲にはきっと、自分に対して一応の敬意を払ってはくれるが
彼女自身の意志や要求を無視して父親の指示を優先する大人ばかりで、
ああいう態度や口調を身に付けてしまったんだと思う。

でも、そこらへん考慮しても、
今、あらゆることが裏目に出そうで、とにかく不安……。

「私を選んで下さい!」

スレッタがほんとうに痛々しくて可哀想でなぁ……。
「花婿」じゃなくなったら、ミオリネと友達でいられなくなる、
って思い込んでて、必死だったんだよね。
あの叫び、胸に刺さってきて辛かった。

あと、ちらっと、エヴァ(TV版)のアスカが思い出されたりしていました。
私、あの作品ではアスカがお気に入り……、
っていうかいちばん心配で応援していたのですが、
「だから私を見て! ママ! お願いだからママをやめないで!」
て泣き叫ぶ回想シーン、ありましたよね。
台詞はちょっとうろ覚えだし、状況も違うっちゃ違うんだけど、
何というか、あのシーンを見た時と同じ苦しさを感じています。

決闘委員会

ロウジくん、自分は一言もしゃべらずハロに任せっきりなの、
ちょっと楽しい。可愛い。ふふっ。

あっ、そうそう、スレッタが地球寮のこと話す時、 声のトーンがいつもと違ってたよね?
今まで聞いたことないくらい、淀みなくて落ち着いた声で。
あれは、グエルくんにだいぶ心を開いた、ってこと?
ほんとのほんとに素のスレッタちゃんは、 ああいう声でおしゃべりするの?

総裁選とプロスペラの思惑

ジェタ社がミオリネの後ろ盾

「スレッタのために共闘するグエルくん&ミオリネさん」を
いつか見てみたいと願っていたけれど、
見たかったのはコレジャナイノニ感……。

シャディク&ペイル社に対して、勝ち目があるのかないのか、
正直なところ私にはよくわかりませんが、
「総裁選はミオリネvsシャディク、つまり第9話の再演」
という意見を目にして、なるほどー! と納得。

でも、周囲の大人(グループのお偉いさん方)に対して
効果的にアプローチできそうなのは、
やっぱりシャディクじゃないかなぁ、って気もするんだよねぇ。
彼がいちばん、これまで実務にも関わってきたっぽいし。

ミオリネとグエルの情報共有の度合い

今回手を組んだこの2人だけど、
ミオリネが現状をどの程度まで説明したかはよくわからないんだよね。
「スレッタは母親に支配されている」っていうのは、
例えばクエタでの件まで伝えてあるのかどうか、とか。
スレッタが人を殺したことや、そこに罪を感じていないことまで知っていたら、
グエルくん、もっと動揺していると思うんだけど……。

あと、クワイエット・ゼロの件も、まだ伏せてるっぽいよね。
そもそも、プロスペラはその計画の全貌をミオリネに伝えてないだろうし。

そして、グエルくんは父殺しの件を、まだ誰にも、ミオリネさんにも伝えていない。
「前CEOを新CEOが殺した」だなんて、大スキャンダルだし、
会社のイメージとか信用とか、ガタ落ちになることが目に見えてるから、
グエルくんは一生、自分の胸だけに隠していくつもりなのかな……。

ちょっとメタ視点の予想になってしまうけど、グエルくんは、
これだけ裏主人公的に丁寧に描かれている
(=人気が出ることを期待されている)キャラクターで、
未成年(結婚は可能だけれどまだ大人じゃないし、学生でもある)で、
若い世代、特にちびっこ視聴者も十分想定された「ガンダム」という作品で、
「罪」に対する「罰」や「報い」、あるいは「償い」を
曖昧にぼかしてすませるとは思えないんだよね。
そして何より、グエルくん自身は罰せられたがっているように感じるし、
だからこそ、あのPTSD発症だと思うわけで……。

「会社としては、公表はイメージダウン」
「キャラクターとしては、公表は救済にもつながる?」
「青少年向けの作品として、罪を隠して生きるヒーロー像はNG?」
っていう、この3つの落とし所をずっと考えているのだけれど、
私の脳みそではなかなかいい案が浮かばなくて、困っています。
ほんとうに、どうすんだ、これ。

プロスペラにとってのスレッタの「価値」

ミオリネが新総裁になることがほんとうに必要なのか、
実はエアリアルの準備が整えばそれも関係ないのか、
この人の考えていることはよくわからない。
そもそも、ミオリネとの約束も守ってくれるかはだいぶあやしい。

エアリアルのパーメットスコアを上げるために、
そのパイロットとして自分に従順でいてくれればよかったんだろうけれど、
じゃあ、それを果たしたスレッタは、もう、不要な存在なのか否か。

「エアリアルの中のエリィを現世に戻すための器」という考察があって、
第2期EDにも、それを予感させる描写が出てくるので、
そう……なのかな? とずっとその展開を予想していました。
でも、「スコア8なら」「エリィは自由に生きることができる!」って、
つまり、そういう「器」とか「依代」みたいなのはいらない……んですかね?

今回、決闘に負けてミオリネさんにも突き放されたスレッタは、
まずお母さんに連絡を取るはずだけど、
その時の対応が楽しみ……いやいや、とても不安。
ここでお母さんにも突き放されたら、もう立ち直れないですよ、
でも、ここ最近のアニメ誌の表紙のスレッタちゃん、
憂い顔とか闇堕ち顔とか、そんなのばっかりだし、やっぱりそうなっちゃうの……?

その他

闇地球寮

ノレア・ニカ・5号が軟禁されてるグラスレーのあの部屋の通称、
どれもイイけどこの「闇地球寮」が個人的にはヒットです。ぶははっ。
5号が加入する前はノレアとニカで2人きりだったわけだけれど、
ニカ、よく無事だったね。

ところで、この3人、
それぞれ出自の異なるガンダム(ルブリス・ソーン&ファラクト)のパイロット2人に、 さらに別のガンダム(エアリアル)を担当していたメカニック、なんだよね。
そしてこのメカニックであるニカは、
ここで初めて「ガンダムに乗ると死ぬ」という一般常識(?)を耳にした。

……。
…………。
今はまだ、具体的なことをイメージできないけれど、
もしかして、この一見寄せ集めっぽいトリオが、
最終局面とかで状況を一転させる鍵になる?
うーん、でも何ができるかなぁ、
繋がりそうだけどまだよくわかんない……。

今後の展開(妄想と願望)

エランさん(4号)

今回の温室のシーンなどでは、
「『今』のエランさんは好きじゃないです!」
「私にも、『今』、大切な人がいるんです」
「『今』はもっと大切なものがある」
って、やたらと「今」を強調しているように感じました。
グエル&スレッタの関係がこれから変わっていく暗示だと思うし、
エランさん入れ替わりの件も、ようやくスレッタが知ることになりそう。

……なんだけど、今回ラストのスレッタちゃん、あんななので、
ここでさらに「あの優しかった、好きだったエランさんはもういない」
なんて突き付けられたら、いよいよスレッタの心がぶっ壊れちゃいませんか……。
入れ替わりの件、今までずっと、「早く気付いてー!」って思ってたけど、
今、このタイミングで知らされるのはあまりにもキツイ……。

ただ、スレッタにとってのエランさんが、
「最初はちょっと憧れてたけど、今は好きじゃない(むしろ嫌い、怖い)」で
フェードアウトしちゃうのはとても悲しいので、
闇堕ちへのとどめ、且つ、再起への第一歩として、
この事実を受け止めて、乗り越えていってほしいです。

でも、5号くん囚われの身だし、どうやってこの真実に辿り着くんだろうねぇ。
ベルメリアさん経由かな?
それとも、ファラクトに乗せられて初めてデータストーム受けて、
その結果、パーメットに溶け込んだ4号と再会、みたいな感じ?

オルコットさん

出番があれだけというには惜しいし、
元ドミニコスという設定にも、
単にケナンジさんに過去を説明させるためだけとも思えない。
あと、単純に、再登場してほしい。好き!

というわけで、いろいろ考えてるのですが、
彼とグエルくんの「擬似親子関係」が好きな自分としては、
「父親として、息子の罪を共に背負う、
 もしくは必要以上に重い罰を受けないようにする」
という役割を負ってくれることをこっそり期待しています。

グエルくんの親殺しの件を把握しているのって、
現状、本人とオルコットさんとナジと、
あとはあのテロリストの一部くらいですよね?
グエルくんがヴィムの死の真相を公表したとしても、
ヴィムがグエルくんに厳しく当たっていたというのは周知の事実で、
「不幸な事故などではなく、明確な殺意を持って行われた事件」
と判断される可能性も高いんじゃないかと思います。
そのために、然るべき法的機関から重い刑を科せられることも十分ありそう。

そんな時、あくまで事故であると証明するために、
グエルくんの乗っていたデスルターの、えーと、何だろう、
ドライブレコーダー的な、通信記録みたいな、何か、何かあるやろ!
それを提出したり、してくれないかなぁ、って。

ついでに、あの時ボブくんと一緒に拘束されていた
輸送船メンバーからも証言を集めておいてくれないかなぁ。
彼が自社MSをテロリストに使われていることに憤慨していたこと、
ヴィムの機体に輸送船が攻撃されていたことなどが説明できれば、
だいぶ心象も違ってくるし、正当防衛とまではいかなくても、
何らかの配慮をしてもらえるんじゃないだろうか。
(法律、難しいこと全然わかんないまま勝手に書いてます)

輸送船のメンバーが自分たちを危険な目に遭わせたテロリストに
協力なんてするわけない、とも思ったけれど、
「ボブを助けてやりたい」と言われれば、
あのおじさんたち、きっとみんなボブのこと好きだから、
証言してくれるでしょ?

オルコットさん、お尋ね者だし宇宙では派手な活躍はできないけれど、
あと、スペーシアン全体への憎しみは消えていないとしても、
グエルくん個人に対しては、情が移っていたっていいじゃない。
亡くした息子を重ねていたって、いいじゃない。

続・シュバルゼッテ誰が乗るんや問題

複座式では、という考察を見かけて、
だとしたら例えばグエル&スレッタ、という案も見かけて、
オラ、ワクワクしてきたぞ!
あとは、グエル&ラウダの可能性もあるかな、
そもそもあれはジェターク社製っぽいフォルムしてるし。

ただ、何となくだけれど、最終決戦で使われる機体だとすれば、
グエルくん、自分は戦場に出ても
ラウダくんには指揮官として留まってもらいそうな気もする。
万が一、2人とも倒れたりしたら、今度こそ会社が立ち行かなくなりそうだから、
それだけは回避しようとするんじゃないかなぁ。
だから、もしかしたら、ラウダくんが単独でも複座式でも
MSに乗る姿はもう見られないかも。
……ちょっと淋しいけど、でも、彼には、
戦場で共に戦うよりも、「信じてた……兄さん!」ってやってる方が似合うので、
これはこれで、彼らの在り方として正しいような気もする。

「助けに来たよ、ミオリネさん!」

プロスペラの最終目的が
「エリィの実体化=誰かをエリィのデータで書き換え」なのか否か、
その器にするのはスレッタなのかミオリネなのか、
今の時点ではわからないし、そもそも全く違う展開になるのかもしれない。
でも、もしも「ミオリネをエリィに書き換え」の路線でいくなら、
(↓)こんなシーンが見たいなぁ。

**********

データストームの海に沈んでいくミオリネのもとへ
ようやく辿り着いたスレッタ。
涙でぐちゃぐちゃの顔で「助けに来たよ、ミオリネさん!」と叫んで
ミオリネに飛びついて抱きしめてそのまま大泣き。
ミオリネは最初はびっくり顔で、そのうち困ったような笑顔になって、
スレッタの泣き声を聞きながらまぶたを伏せて、
「何で……泣いてるの……」って言いながら
負けずにぎゅーっと抱きしめて涙を零す。

**********

season2 が season1 のリフレインだとするならば、
あの第12話Cパートと対比されるシーンやエピソードもありそうで、
だったら、例えばこんな感じになりそうかなぁ、って。
season2 で、それまでの呪いが祝福に反転するなら、
我々視聴者も絶句したあのシーンも、反転したり、しないかな。
呪いを祝福に書き換えろ!

同じorよく似た台詞を使って、意味や印象を180度変える、っていうの、
ベタかもしれないけれど、好きです。

NEXT

「第18話:空っぽな私たち」(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

「第18話:空っぽな私たち」(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

2話連続で、スレッタが突き放されて大泣きしたところでEDって、 見ているこっちもなかなか辛い。可哀想すぎて……。 愛ゆえに、とか言われても、それで全てを受け入れることはできないよ……。

「Season2もまだ間に合う! 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 スペシャル特番」&「機動戦士ガンダム 水星の魔女 ~アスティカシア高等専門学園 ジェターク寮ラジオ~」

「Season2もまだ間に合う! 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 スペシャル特番」&「機動戦士ガンダム 水星の魔女 ~アスティカシア高等専門学園 ジェターク寮ラジオ~」

第13〜17話の総集編と、魔女ラジのグエラジ回の雑感メモ。 どちらもとっても楽しかったです。 何というか、隅から隅までおもしろかった! うひゃうひゃしながら見て&聴いていました。

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