先日録っておいた「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を鑑賞。
タイトルから予想していたのとは少し違って、
主人公はマーリー(やんちゃなラブラドールレトリーバー)そのものではなく、
その飼い主と家族に視点や焦点を絞った感じです。
あと、「世界一おバカな犬」という邦題はあんまり合っていないというか、
確かにマーリーはいたずらし放題だったけれど、
ラブちゃんは身体も力も大きい分、ちゃんと躾けてあげないと
彼ら自身もちょっと可哀想、って聞いたことがあるし、
これは人間側の責任なのかなぁ、とも思ったりしました。
マーリーは、その性格には問題なかったと思うし、
子どもたちは、生まれた時からそばにいた彼をとても好きだったのが
お別れのシーンとかからも伝わってきたし……。
ああ、でも、マーリーって「セールわんこ」だったから、
子犬時代ですでに、ブリーダーさんには確証が持てるくらい
「躾が大変そうな子」だったのかなぁ。
それはさておき、結婚や出産・子育てに転職・移住などなど
人生の転機を愛犬とともに乗り越えてきた、という物語なので、
生き物を飼った経験のある人は、より深く楽しめるのではないかと思います。
私は、マーリーのパワフルないたずらの数々に圧倒されたり笑っちゃったり
主人公の仕事についての描写に注目していました。
あれだけ元気いっぱいだったマーリーが、
寿命もあるかもしれないけれど、病気で弱っていく姿は、
やっぱりちょっと淋しかったです。
でも、彼なら、天国でまた元気に駆け回っているんじゃないかな、きっと。