久しぶりに本屋さんにふらりと寄ってみたら、谷川史子の新刊が出てた!
というわけで、「はじめてのひと(1)」です。
作者のお得意である連作短編なのですが、
チェロ弾きの彼と絵画修復師の彼女の話が、特にイイ!
でもこれ、今回は完結していなくて「つづく」になっていて
よけいに、あああ、どうなるの、あああ〜!
という感じです。床ゴロンゴロンしちゃうよ。
それにしても、この年の差カップル(予定?)、
私は彼の方とほぼ同年齢なのですが、
こんなにかっこよくも可愛くもない大人になっちゃったなぁ。
そして、25の頃の自分は、
彼女のようなまっすぐさや純粋さなんてなくて
見た目以上に中身が全然ダメだったなぁ……。
振り返ると、そういう意味でも切ない。
あと、巻末のあとがき漫画が相変わらずおもしろいです。ぶふっ。