一昨日の話の、続きのようなそうでもないようなお話です。
「男の子は乗り物が好き、女の子はお人形が好き」というのは、
大人とか社会が考える既成概念というか
「こうあるべき」っていう「押しつけられた性」みたいなものかな、
とも思っていたけれど、
やっぱり半分くらいは、いや、うーん、1/3くらいは
持って生まれるものなのかなぁ。
甥っ子の乗り物ブームを見ていると、そんなふうに思ったりもします。
まぁ、今のところ、甥っ子は、
動物にも興味があるし、お店屋さんごっことかのおままごとも好きだし、
別に乗り物だけに一極集中しているわけではないけれど。
それに、大人でも、鉄子さんとか、編み物男子・弁当男子etc.って方々もいるし、
誰でもみんな、自分の好きなことに向かっていけばいいのよ、
という考え自体は全く変わらないのですが。
自分のことを振り返ってみると
小さい頃は男の子回路の方が明らかに育っていて、
スパヒロに夢中になったり、ラジコンが欲しくて仕方ない時期があったりしましたねぇ。
女の子回路がそれなりに育ってきたのは、とっくに成人した後でした。
どこらへんが転機だったのか、自分でもはっきりとはわかりませんが、
きっかけの1つとして、姉が結婚して家を出たことが関係しているかも、
と思っています。
それまで、家族の中では姉が可愛いもの担当で、
姉妹で何かお揃いのものを買ってもらった時も
姉がピンクで私がブルー、みたいな振り分けが何となく固定されていました。
私は青系統が好きだし、取り合いで争ったことは一度もないけれど、
どちらかというと私はシンプル系・ボーイッシュ系担当だったような感じ。
それが、姉が離れて暮らすようになってからは、
自分(&周り?)の中でそういう役割を意識しなくなって
それまであんまり目立たなかった女の子回路が、やっと表に出てきたような……。
あと、1人暮らしを始めてからはストッパーがいないので
男の子回路も女の子回路も暴走気味……のような気がする。
可愛いものは可愛いし、かっこいいものにも憧れるし、
何より楽しいので、何も困ってはいないけれど。
甥っ子の趣味や興味は、これからどんなふうに変わっていくのかな。
私にできることがあったら、力いっぱい応援したいと思っています。
「男の子回路」「女の子回路」といった言葉自体
「押しつけられた性」の影響かな、とも思っていますが、
一般的に簡潔にイメージを伝えやすいと考えて使っています。
もしも、上記の文章を読んで不愉快に思ったり傷ついた方がいらっしゃったら、
ほんとうにごめんなさい。