ここにメモするのが遅くなってしまったけれど、
「天穂のサクナヒメ」も先日最終回を迎えたのでした。
原作であるゲームの方については、
一時期、ネットで話題になっていたなぁ、という程度の知識しかないけれど、
このアニメ版は和風好きな自分には楽しめたし、絵柄や色遣いもとても好みでした。
物語自体はシンプルですが、
サクナちゃんが神として少しずつ成長していくところとか、
彼女に複雑な想いを抱いていたココロワちゃんとか、
タマ爺のチョロっとはみ出た舌とか、
見どころも多くて、よかったです。
ところで、島で一緒に米作りをすることになった、田右衛門その他のヒトって、
もしかして死人(しびと)なのかなぁ、とどきどきしながら視聴していたのですが、
そういうわけではなかった……、のかな?
そもそも「頂(いただき)の世」(=天界?)に迷い込んだという時点で、
「あ〜、これは……」と勝手にそう想像していたのですが、
世界観的にそういう意味ではなかったようで、
ほっとしたような、ちょっと拍子抜けしたような……。
そうそう、劇中の田植え歌がとても好きでした。
中学の頃までは、田んぼや畑がすぐそこらへんにある環境で育ったせいか、
稲穂が揺れる描写だけでも、心の深い部分に響いてきたりして、
思わぬところで癒しの効果が得られたのかな、とも思っています。