先日録っておいた「バズ・ライトイヤー」を鑑賞。
「トイ・ストーリー」シリーズのバズ(玩具)の本家というか、
その出典元でありアンディ少年の大好きな映画、という設定の作品です。
んー、でも、何というか、「子どもが夢中になる映画」とするには、
ちょっと違和感があったかも。
物語自体はけっこう大人向けな印象があったのですが、どうなんだろうなぁ。
もっとキャラクターを素直に応援できて、
ワクワクしちゃうような作品を期待していたので、
主人公の置かれた状況の辛さやプレッシャーもわかるものの、
途中からちょっとモヤモヤしてしまいました。
あ、ちなみにこれは、
「小難しい設定や複雑な悩みを抱えたヒーロー像は、
子どもにはウケが悪い、伝わらない」
という意味ではないですよ。
「話ようわからんけどカッコイイ! スゲー!!」
というハマり方は、実際、私自身がしょっちゅうやっているけれど、
そういう熱とか勢いは、私はこの作品からは感じられなかったなぁ、って……。
あと、最近の映画はあちこちに「配慮」を求められて、
大変だなぁと思いました(詳細は伏せておきます)。
客としては、おもしろければ何でもいいというのが本音ですが、
「配慮」が「規制」になってしまっているのでは、
と感じてしまうことも少なくなくて、ちょっと、ねぇ。
これも時代の流れかしらねぇ……。