(元のポストは記事下部参照↓)
エルノラ&エリクトかぁ、うん、この2人もしくは片方は
いつかきっと登場すると思っていたので、予想どおりではありました。
ただ、でも、私の理想は「母娘3人」もしくは「姉妹2人」だったので、
あんまり手放しでは喜べない、複雑な気持ち……。
ひねくれた見方だと思われてしまいそうだけれど、
やっぱりエルノラはエリクトだけのお母さんだったなぁ、
最後までスレッタは抱きしめてもらえなかったもんなぁ、って。
あと、エリクトがヒトの姿で登場したのは物語の終盤だけれど、
ずっとエアリアルとしてスレッタと一緒だったから、
「表紙は1人 or 2人」のルールに準ずるのなら、
エルノラ&スレッタよりもスレッタ&エリクトの方が
まだ「思いきりぶつかり合った」と言える仲、じゃない?
私は、スレッタに、もっとちゃんと、
お母さんに言いたいこと全部伝えてほしかったんだよ。
あんなふうに、物わかりのいい子になってほしくなかったんだよ。
見ていて淋しかったんだよ、あんなの……。
エルノラのことは好きだし、復讐が遂げられることを応援していたけれど、
同じくらい、スレッタにした仕打ちに対しては憤りもあるのです。
愛情がなかったわけではないとしても、
エリクトのために誕生させて、エアリアルに乗せ続けて、
用が済んだらあっさり突き放したことを、私はやっぱり許せない。
そして、全部で8つしかない「Blu-ray 表紙」のうちの貴重な1枠を
この母娘に飾らせておきながら、
本編であんな扱い&あんなラストにしたことも、
やっぱりまだまだ受け入れられない。
こんなの表紙詐欺じゃん、とも思っちゃうよ。
エルノラ&エリクトだけじゃなくて、スレッタのあの最後の姿も
私には幸せそうには思えなくて、悲しい。
「親もしくは親世代の負の遺産との対立、そしてその克服」
というのがメインキャラほぼ全員の共通する課題だったと思うのに、
結局、親の用意した道に収まったり、親そっくりになったりして、
何かこう、あまりにも、期待していたものとは違っていて……。
スレッタについては「最低限、自立だけは叶えてほしかったなぁ」
と思っていたのですが、
「母や姉に役割を与えて『おままごと』に付き合わせている」
「プロスペラにされていたことを自身も彼女たちにさせている」
「スレッタなりに『復讐』している」
という考察をお見かけして、ウワーッ! ウワァァァーッ!!
って感じですよ……。
親の生き様をトレースしちゃってるよ……毒親の再生産だよ……。
でも、こういう解釈、すっごい好きかも! おもしろーい!
メリーバッド? っていうんですか?
私、ハッピーエンドがいちばん好きだけれどビターエンドもわりと好きで、
もしかしたら「深みのあるバッドエンド」は別次元でまた好きかもしれない。
水魔女はわけがわからなさすぎて問題外ですが。
……あ、そうそう、この表紙絵、見た瞬間からなーんか違和感があったのですが、
他者様の指摘で初めて気が付きました。
エルノラの右腕、GUND じゃないですね? あれ??
肌色なのって手首から先だけのはずだし、少女の頃から義手だったはずだし、
これってどういうこと? まさかミスじゃないですよね?
巷で噂されているような、ドラマパロとか役者パロという暗示、って意味?
(「本編は同名の役者たちによるフィクション」という世界観)
(追記あり↓)
あと、もう1つ、ものすごく個人的なヘキの問題なのですが、
エリクトの腕が細すぎて、見ていてちょっと不安になるのです。
モグモさんの絵柄自体がいつもシュッとスマートなので、
男性陣とか少年少女はおしゃれでかっこいい雰囲気なのだけれど、
ちびっこはもっと、ぷにっと感というのか、
柔らかくてあったかそうに描かれているのが好きなんだ。
そこだけ、ほんの少し「ああ〜」なポイントでした。
追記(2023.10/31)
エルノラの右腕、サイレント修正されてるー!公式サイトではしれっと GUND になってるー!
……つまり、ただのミスだったってことですね。
びっくりしすぎて、ちょっと笑っちゃった。
エルノラがプロスペラという「水星の魔女」になったことが、
この物語の発端だったわけでしょ?
そんな最重要人物の、アイデンティティーでもあり、
物語上のキーアイテムでもあった GUND を、うっかり忘れちゃうんだ?
さすが、ラストでガンダムをシュワシュワさせた公式だよ、
はなから興味なかったんだろうね、呪いの克服も医療技術としての発展も。
しかし、これが大企業のやることなのかねぇ。
ミスは誰にでもあるし、私も人のことは言えないけれど、
ネット上に公開されるまで誰も気付かなかったのかなぁ、
エルノラ、公式には愛されていないのかな。
悲しくなっちゃったよ。
さらに追記(2023.11/1)
お詫びコメントが発表されましたが、最初からこうすればいいだけなのに、何で、って思っちゃう。
こうもいろいろと重なってくると、不信感が募るばかりよ……。
【お詫び】
— 機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) November 1, 2023
『水星の魔女』Season2 vol.3の収納BOXイラストの絵柄を一部変更いたしました。
お客様へお届けする商品は添付の通りとなります。
この度はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。 pic.twitter.com/D8FphZwfVE