「第15話:父と子と」(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

 2023/04/26 Wed

水星の魔女

水星の魔女 今回のメインはシャディク&サリウス、
そしてミオリネ&デリングだとばかり思い込んでいたので、
こんなにがっつりグエルくん回だとは、予想外すぎてびっくりよ。
ああ、でも、よかったー。
もう、映画1本見たかのような満足感、充実感。

本編

グエルくん……!

残りあと10話だし、OPのよわよわ状態からどうやってキービジュのお姿になるのか、
全然尺が足りないし、いきなり仕上がった姿で出てくるかもしれないな、とか、
爆速で立ち直ってもらわないと間に合わないけど
あんまり雑に済まされてもモヤッとしそうだし
かと言っていつまでもボロボロでいてもらうのは辛いし、
などと不安に思っていましたが、全部解決して期待値以上の復活劇でしたね。
しかも、誰かの言葉に救われて、励まされた、というのではなく、
きっかけは与えられたものだとしても自力で立ち直っていて、その強さがまぶしい……!

第12話の直後、グエルくんが地球にいるらしいことはOPから察していたけれど、
フォルドの夜明けに回収されたのなら
「ジェタークの御曹司を確保した」ってシャディクに連絡が行きそうなのに、
第13&14話の様子を見るとそうではないっぽいし、
別ルートで地球に行ったのかな、と思っていました。
が、でも、そうか、やっぱりオルコットさんに見られていたんだなぁ。

そうそう、「ボブ=グエル・ジェターク」って、
オルコットさんたちはどこで知ったのかな、と思ったのですが、
ヴィムとの対戦直後の交信が、テロリスト側にも聞かれていた、ってこと?
あれって接触回線ってやつだったんだっけ?

ガンダム作品とかメカものはそれなりに見ているつもりだけれど、
こういう、戦闘中の通信って、どの範囲まで届いている設定なのか
実はよくわからないことが多くて……。
いちいち描写されていないだけで、母艦とか周囲の機体とか、
範囲をあれこれ切り替えているんだろうかなぁ、とは思っていますが、
どうなんだろうなぁ……。
「無理を言って連れてきた」というオルコットさんの台詞から察するに、
回収前から御曹司と気付いていたはずなので、
あの親子のやりとりをリアルで聞いてしまった、ってこと、なのかな?

それはともかく、テロリストに捕まったら、
交渉材料として監禁・拘束されているだろうと覚悟していたので、
アバンのグエルくんは半ば予想どおりでした。
ただ、カロリーメイト(的な何か)を口に突っ込まれるシーンは
喉に詰まらせそうで心配でめちゃくちゃハラハラしてしまった……!
見返したら、一応最初にスープっぽいのを流し込んでくれているので
オルコットさん優しいな、とも思いましたが。

もしかしたら、バイト先のあの優しい艦長たちに保護されていたりしたら、
グエルくん、自分を許せず自死していた可能性もあるので、
フォルドの夜明けに捕まって強制的に生かされていたのは
結果的には幸運だったのかもしれないなぁ。

生きる気力もなくしていたのに、会社が潰れると聞いて正気を取り戻したのは、
お父さんや家族が大好きで、自社MSにも愛と誇りを持つグエルくんらしくて、
何だかものすごく納得しちゃった。
だって、ラウダくんがいるからこそ、
ジェターク社の今後のことなんて気にせずに出奔できたのに、
父亡き今、社が潰れるなんて噂、ラウダくんに何かあったってことだもんね。
兄貴としては放っておけないもんねぇ、そりゃあねぇ。

シーシアちゃんのこと、助けられなくてほんとうに辛いけれど、
自分でもわけがわからないまま、消えそうな命のために奔走したグエルくんは、
とてもかっこよかったし、ヒーローだったと思います。

この第15話を見るまでは、グエルくんがひとまず立ち直って前を向けるようになっても、
もしかしたらもうMSには乗れないんじゃないかなぁ、
OPにダリルバルデ出てるから、いつかは完全復活するにしても、
最終回近くまで時間かかっちゃうかも、などと思っていました。

でも、シーシアちゃんのために必死で、
あの機体の遺体は、たぶんきっと大変な状態だっただろうに、
吐いたりはしていたけれどあの後乗り込んで、
気付いたら懸念点をクリアしちゃってたなぁ。
今回、戦闘はしなかったので、いつか起こるであろうMS戦では、
ランブルリングの時のチュチュ先輩みたいに
最初は思うように動かせないかもしれないけれど、
グエルくん、もう、きっと大丈夫だろうな、と安心することができました。
うん、大丈夫。

そうそう、グエルくんの機体が天高く垂直に飛行した時、
最初は、信号弾か何か打ち上げたのかな、と思ったのですよね。
機体自身が高く飛んでいると把握しても、一瞬、何してるかわからなくて。
車を探していたのか、そうかぁ……。
もし見つかって、あの子を預けた後、捕虜の自分がどうなるかなんて
全く何も考えていなかったんだろうねぇ。
自分を憎んでいる子どもでも、助けを必要としているなら放っておけないんだよね。
そういう子なんだよな、グエルくんは……。

さて、ここからは軌道エレベーターへの旅が始まるようですが、
宇宙へ戻るまでに、地球側の情報をどれくらい知ることになるのか、
ちょっとわくわくしています。
それに加えて、プラント襲撃からすでに2週間以上経過して、
学園襲撃の件まで含めてグエルくんは一気に現状を把握することになると思うので、
また大きな不安が生まれそうだけれど、が、がんばって……!

とりあえず、軌道エレベーターってやつはどこにあるの?
日本にはないの?
とにかくでっかい建物だと思うので、
近くにあるなら肉眼でも確認できそうなんだけど、どんな感じ?

オルコットさん

元ドミニコスだったんかー!
これからしばらく、軌道エレベーターまでの2人旅が始まるの?
それとも、次回登場時、もう到着してるのかな。

こういう、血の繋がりのない親子関係・師弟関係って好きなので、
できる限り見守っていきたいけれど、
もしかして彼も、グエルくんのために命を落としたりしちゃうんですか……?
も、もうこれ以上グエルくんの心に負荷を与えないでー!
どうかお手柔らかにお願いしますよ……!

シーシアちゃん

命は助からなかったけれど、
トイレの冷たく硬い床の上で、瓦礫に埋もれたまま置き去りにされるのではなく、
何とか助けようと必死な人の腕の中で最期を迎えられたので、
心は救われたんだと思いたい。

それに、シーシアちゃんがいなかったら、「父さん」って声に出してくれなかったら、
あの時、グエルくんも瓦礫に埋もれて静かに死んでいたかもしれないよ。
助けられたのはこっちだよ。

彼女の父親は、もしかしたらスレッタが潰したあの人では、
という予想も飛び交っていて、その可能性もあるのか、と頭を抱えたけれど、
それを抜きにしても、あの件についてどう考えるかなぁ、彼は。

「お父さんは大事……ですよね」

ところで今回、スレッタが名前すら登場しなかったし
いつものあの「進めば2つ」の言葉も出てこなかったけれど、
家族や家族との繋がりがきっかけで立ち上がるグエルくんの姿から
逆に大いにグエスレ成分を感じ取ってしまい、私の心がお祭り騒ぎで大変です。
(ズンドコ♪ ズンドコ♪)

グエルくんにとって、お父さんのことは、好きとか嫌いという次元を通り越して、
ただただ「大事」なんだよね。
これまでの本編中の描写から、少なくともスレッタに負けてからは
暴力を振るわれたりプライドを傷つけられたり(妨害工作とか)したし、
好きとは言えない、尊敬できない部分もたくさんあっただろうけれど、
そういうの全部ひっくるめて「大事」なんだ。

ところで、この作品と度々引き合いに出される「少女革命ウテナ」には
私も大きな影響を受けていて、特に黒薔薇編と七実様が大好きなのですが、
ブラコンな彼女の台詞に
「お兄様は、私が私であることの一部」というのがあるのですよね。

今回のグエルくんを見ていて、ああ、これだなぁ、って。
「父さんは、俺が俺であることの一部」なんだろうなぁ、って。

あれくらいの年代(思春期後期(〜青年期初期?))だと、
親のマイナス面ばかりに目がいって否定的になったり
やたらと反発・反抗してしまったり、
逆にマイナス面に気付かず&目を向けず甘えるだけだったりしても
全然おかしくないというか、大多数はそんな感じかな、と思うのですが、
グエルくんはその先の段階の、深い愛情をお父さんに向けているんだなぁ、って。
自分の手で殺めてしまった今でも。

それを思うと、第9話の集団戦前のスレッタとのやりとりは、
こちらが思っていた以上に、グエルにとっては大きな意味があったんだろうなぁ。
「父親に止められているから、手伝えない」って、
自分でも情けなく思っていたかもしれないけれど、
それを「お父さんは大事……ですよね」「わかります」「私もお母さん好きです」
って受け止めて、寄り添ってくれたんだもんねぇ。

当時のグエルくん、人前では気丈に振る舞っていただろうけれど、
メンタルはボロボロだったと思うのですよ、実際。
そんな時にこんなこと言われちゃあ、私だったらセカンドプロポーズしちゃう自信ある。

今回のエピソードで、グエルくんはどうも衝動的に行動しちゃって
その動機や目的は自分でもわかっていない時があると判明したので、
第3話のプロポーズや第5話のデート乱入も
自分の思考が追いつく前に、言葉や行動に出ちゃった可能性が高いです。
もしかすると、スレッタに対する好意もうまく自覚できていなかったかもしれない。

だから、もしかしたら、グエルくんが自身の恋心をはっきり自覚したのは
第9話のこの時だったのではないかなぁ。
恋に落ちたのは、「あなたはとっても強かったです」と
素の自分を評価し、認めてもらえたうれしさがきっかけだったとしても、
自分の生き方や価値観の根幹である「父さんの大切さ、家族への愛」を
まるっと肯定した上に共感してくれたことで、
自分にとってスレッタ・マーキュリーがいかに大きな存在なのか気付かされて、
過去の自分の言動(プロポーズ&乱入)にもようやく納得がいったんじゃないかなぁ。

「これ以上……なくしたくないんだ、俺と……父さんをつなぐもの」の中に、
ラウダくんとかジェターク社とかダリルバルデに加えて、スレッタも入っていませんか。
「お父さんは大事ですよね」って言ってくれたあの子もあの言葉も、
グエルくんとお父さんをつないでくれたはずだよ。

……と、グエスレ信者として、改めて彼らの歩みをしみじみ味わってしまうのでした。
この2人の再会がどんなふうに描かれるのか、楽しみだわぁ〜。

スレッタにとってのエラン、そしてグエル

私はグエルくんと彼の恋路を応援しているし、
彼らが結婚して父と母になった姿も夢見ているけれど、
スレッタには、エランさん(4号)の存在を忘れてほしくないとも思っています。
(エラスレはエラスレでとても好き)

スレッタにとって、氷の君は「恋を教えてくれた人」で、
それを踏まえた上で、
グエルくんが「愛を教えてくれた人」になってくれたらいいなぁ、と。

現状、本編では、スレッタ視点のエランくん(5号)は
「何か急に人が変わっちゃった、怖い、苦手、デートする気はない」だし、
グエルくんに至っては、下手すると存在を忘れかけてるフシがあるし
(ランブルリングの時にジェターク寮のみんながいろいろ言ってくれたので
 辛うじて思い出したんじゃないか、とは思うけれども)、
そもそも、今、予想外の出来事に翻弄されすぎてそれどころじゃないけれど、
グエルくんの愛、届くかな。
そして、届いたものをちゃんと受け止められるかな。
どう答えるかは彼女次第だけれど、
せめて、愛が届くところまでは本編で描いてほしいし、見たいです。

ラウダくんヤバいの!?

ジェターク社が潰れる、っていう情報は、
シャディクがテロの責任をジェターク社に押し付けようとしていることから
そういう噂が出回っている(?)のか、
新CEOが学園襲撃で負傷したことも関係しているのか、どっち!?

ラウダくん、例え重傷であっても重体ではありませんように……!
ちょっとたんこぶできたくらいで済ませてもらえますように……!
今回、デリングさん意識戻るかと思ったら寝たきりなので、
キャラ被っちゃうしラウダくん少なくとも意識はありますよね!?
兄さんのためにもペトラちゃんのためにも、死んじゃダメだよ!

シャディクさんの目的

グエルくん再起のストーリーで、後半、頭がいっぱいになってしまって、
2周目するまでサリウスさんとのシーンのことが完璧に頭から抜け落ちていました。

シャディクさんの目的はわかったけれど、
これ、彼個人がイチから計画したわけではなくて、
やっぱりバックに大きい組織がついているか
誰かの影響を受けているんじゃないかと思うのですが、どうかなぁ。

ニカ姉……!

あの暴行シーンはほんとうにキツかったです。
あの場にいた全員、暴力行為に慣れているんだな、と察せられて、
それぞれの境遇に思いをはせて、苦しくなってしまった。

ノレア、思っていた以上に、ソフィを亡くした悲しみが大きいんだとわかって、
そうか、こういう子だったんだ、と改めて思い知らされた感じ。
憎しみや怒りの強さは、愛情深さとも比例すると思うから。

それにしてもニカは、恵まれない環境で育って、
たぶん身体的にも精神的にも暴力に晒され続けてきただろうに、
それでも理想を持ち続けていて、すごいことだよなぁ。
今回、グエルの輝きが強すぎたせいであんまり目立っていないけれど、
ニカも希望の光だよ。
どうか死なないで……!

その一方で、シャディク隊のみなさん(レネちゃんとエナオさんは別行動?)は
物語のラストまで生きていてくれるか不安になってきました。
罪は償われるべきだけれど、命と引き換えで終わらせるのではなく、
生き続けて、自分たちの取った手段以外の方法で世界を変えられることを
見届けていってほしい。

Cパート:ノートレットさん

ミオリネさんがスペアシハーフ

「ミオリネが地球に行きたがっていたのは母の故郷だから」
という公式ガイドブックからの情報と、
「政略結婚だと思ってた」という発言から、
ノートレットさんはアーシアンと確定した、ってことでいいのかな?
あっ、政略結婚って、和平協定みたいな解釈をしていたけれど、
単純に経済的な、資本関係とかいう意味でのそれ? あれれ?

ところで、この「グループ総裁の亡き妻がアーシアン」というのは
もしかして公にされていない情報なのかなぁ。
だって、総裁かつ理事長の亡き妻がアーシアンで、その娘が在籍中というなら、
学園内のアーシアン差別はもうちょい控えめにされるんじゃないかな、
と思ったのだけれど……。
そんなの関係ないくらい、治安が悪いのか、
一般的なスペーシアンの意識はこんな感じですよ、という提示なのか。

そうそう、ミオリネさんとシャディクさん、
スペアシハーフという点ではおそろいなんですね。そうかそうか……。
(私はシャディミオも諦めてはいない!)

今さらながらアリヤさんの占いについて(第5話)

今回のサブタイトルが「父と子と」で、何組もの父&子の姿が描かれたわけですが、
物語の折り返し地点を過ぎても未だに出自が謎の主人公・スレッタが
名前すら登場しないことが、もう、徹底しててすごいなぁ、って……。

アリヤさんに占ってもらった時、
「お父さんが見えない」&「兄弟がいる?」って結果だったけれど、
スレッタにとっては、
「お父さん→小さい頃に死んじゃった」(記憶はないが存在は意識)
「兄弟→いないです」(存在を把握していない)、でしたよね。

記憶はもちろん存在すら把握していない「兄弟」は結果に表れていて、
実際、スレッタのすぐ近くにずっとエリィ(姉?)はいた。
ということは、存在を意識しているはずの「父親」が「見えない」というのは、
スレッタには、生物学的な「父親」がいない、ということを示唆していたのかな。

プロスペラとデリング&ノートレットはかなり前から交流があったみたいだし、
もしかして、ノートレットさん、スレッタの出生にも関係してる?
エリィの、もしくはエルノラの遺伝子に手を加えて生まれたのがスレッタ、とか?

……スレッタのあの赤い髪は、
母からの遺伝ではなくトマト由来とか言われたらどうしよう。
いや、そんな鬼滅の世界観みたいなことはさすがに……。
……いや、わかんないぞ、これ……。

OP

エリィちゃん!

今まで光る人影で表現されていたあのシーンが、
ついにエリィちゃんに差し替わったよ〜!
笑顔満開でめちゃくちゃ可愛い! すっごい楽しそう!

前回、ソフィが見た(感じた)エリィちゃんは無表情で冷たい感じで
見た目こそ幼いものの、それこそ「魔女」と呼べるくらいの恐ろしさもあったので、
何かこう、ギャップというか、意表を突かれましたね。

そうそう、エリィちゃんといえば、
そもそもどうして彼女だけ青痣が浮かんで平気だったのか、という点は
まだ明かされていないんだよね。
たまたま、適合者だった、というだけ?
何か明確な理由があったりするのかな。

あと、赤痣に比べると青痣はダメージがないので「祝福」に見えるけれど、
実はこれ、適合しすぎてパーメットの逆流(?)が起きてる状態で
むしろ「呪い」の象徴だったりしたら……、なんて考えてしまった。
「祝福」と「呪い」が反転する、っていうのもテーマの1つだったような……。
だからつまり、プロローグのあの逃避行の直後に、エリィちゃんは……。
(自分の妄想に自分で泣いてしまう。うっうっ……)

グエルくん

今回、がっつりグエルくん回だったので
次回は反動で、ED直前かCパートでちらっと映って終わる可能性があるけれど、
その場合は少なくともOPに変化がある……はず!

OPラスト付近の、御三家がそろっている中、一人背中を向けているグエルくんのあれ、
あそこだけでも新しくなっていたり、しないかな。
だって、もう、進み始めたんだもんね。
あの広い背中も好きだったので、見られなくなるのは少し淋しいけれど、
振り返ってくれたらうれしくて泣いちゃう。

ついでにEDも

終盤の、ドレス姿で手を繋いでくるくる踊るスレッタ&ミオリネさん。
スレッタが本編と比べて明らかに大人びた表情をしているので
そちらにばかり気を取られてしまうけれど、
これ、やっぱりミオリネも少し成長してる?

ミオリネさん、もともと大人びた顔つきなのと
第1期から、OP&EDではいつもの苛烈さは表に出ていないので
見てすぐわかるほどの違いではないけれど、
2人の今後の姿の暗示、なのかなぁ。

まぁ、ここらへんのはあくまで「イメージ映像」なのであって、
無理して深読みしてもあんまり意味ないかも、と思っているので、
ふわふわ〜っと予想しながら楽しむにとどめておきます。

今後の展開予想など

ペイル社の動向

エランくん(5号)がスレッタにハニートラップを仕掛けてきたのって、
「エアリアルの秘密を探り、機体ごと奪取する」のが目的だよね?
だったら、前回ベルさんがプロスペラから直接からくりを知ってしまった今、
何度も失敗してるっぽいハニトラは必要ないわけで、もう見られないのかな。
今のところ、スレッタ本人には興味なさそうだし、彼。
任務そっちのけで本気で恋しちゃってもおもしろいんだけど、
5号くんは生き延びることに全力懸けてそうだから、
そういう無駄なことはしなさそうな感じ。

となると、これからどう動くか謎なんだよねぇ。
エリィちゃんみたいに、ファラクトに誰か入れようとするのかな。

シュバルゼッテ誰が乗るんや問題

噂の新機体。
ラウダくんが乗るのか、グエルくんが乗るのか、それとも無人機なのか、
ネット上でもあれこれ予想が立てられていますが、どうなるかなぁ。
グエルくんの味方になってくれそうなオルコットさんという線も出てきましたが、
はてさて……。

グエルくんというよりは雰囲気的にラウダくんっぽい気がするけれど、
彼の怪我がどの程度か現時点では不明で、
もしかしたらこの先ずっと前線には出ず
司令官ポジションを守るかもしれないので、
やっぱりグエルくんだったりする? うーん、わからん。

グエルくん学校の先生妄想

私の理想の最終回予想の1つに
「学校の先生になったスレッタ」というのがあるのですが、
今回そこに「その傍で同じく先生になったグエルくん」というのが加わりました。

単純に、シーシアちゃんとの平和的なふれあいが見たかったなぁ、
という願望もあるのですが、
彼、もともと後輩たちに対して面倒見がよさそうだし、
泣いている人、傷ついている人を放っておけず
自分でもわからないうちに行動してしまうタイプとわかったので、
子どもたちを守り、導き、育てるお仕事というのは向いているんじゃないかなぁ、って。

学校の先生じゃなくて、保育士さんとかでもいいな。
でっかくて体力あって手先が器用(←MS操縦技術より)で
子どもに優しいお兄さんなんて、最高じゃないですか……!

ジェターク社を継いでCEOに就任、という線もあるし、
お父さんのことを考えると最終的にはそうするのかな、とも思うけれど、
キービジュのグエル&スレッタを見ていると、
最終決戦の後もずっと、2人は並び立って歩んでいくんじゃないかな、って思う。

ちなみに、「ドミニコスのエースパイロット」という夢は、
彼の中では小さくなっているかもしれない。
戦う相手の、その家族の存在を、もう知ってしまったから。
誰かの命を奪う意味を、知ってしまったから。
もちろん、軍人の存在そのものを否定するわけではないけれど。

でも、ダリルバルデのことは一生大事にして、乗り続けてほしいなぁ。
子どもができたら一緒に乗って
「父さんの父さんが作ったMSなんだぞ」って誇らしげに教えてあげてほしい。

NEXT

「第16話:罪過の輪」(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

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まずは一言、よろしいですか。 「グエルくん、もろもろテキパキしすぎでしょォォ!!」 いやー、びっくりしたなぁ、もう。 スレッタ 温室でのシーン、見ていてとても辛かった。 「お母さんに言われたら、人を殺すのか」という問いに対して 一生懸命考えた末でも「……はい...

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