母が大切に使い続けていたワープロが、ついに使えなくなってしまったそうです。
東芝の Rupo という、たぶん当時は大人気だった機種で、
キーボードの感触があやしくなって、もうどうにも動かなくなった、って。
もう30年近く使い倒してきたから、ワープロちゃんも本望ではないかなぁ。
でも、けっこういいお値段のするインクリボンだけはまだ残っていて、
それもちょっと、悔しいというか、ぐぬぬ、な気分みたい。
Rupo の前は、OASYS を使っていたんだよね、富士通の。
私、それを借りて卒論を書いたんだよなぁ。
あと、便箋を作る時の文字を、それで打ち出して出力して原稿に貼ったわ。
まぁ、私とワープロの思い出はそれくらいですが、
母は文章サークルに参加していた時の原稿をそれで仕上げたり、
昨年までは年賀状の作成にも活用していたりしたので、
このタイミングでダメになってしまったことで、だいぶしょげていました。
もうワープロはどのメーカーも作っていないので、
これを機にノートパソコンを購入することも考えているけれど、
母にとっては無駄に高機能だから、どうしようか迷っているみたい。
でも、電子機器自体は大好きなので、完全に手書きに戻るのも淋しい、って。
うーん、困ったねぇ。
ちょっと、いろいろ調べて、いい感じのものを見繕ってあげたいなぁ、
と思っています。