谷川史子の新刊が出ていると知って、走って買いに行きましたよ。
「おひとり様物語」の10巻で、最終巻。
ていうかこれ、17年もかけて連載していたのかー! すごい!
最終巻ということもあるのか、再登場キャラも多いです。
主人公だったり脇役としてだったり、いろいろだけれど。
個人的には文筆業の佐藤さんにもまた会いたかったので、
それが少し残念だけれど、
まぁ、彼女はきっと元気にやってくれているでしょう。
あと、第73話のおばあちゃん2人のお話も好きだなぁ。
母の友人で、これとは逆(?)に、夫の死後に元カノだか浮気相手だかが
わざわざあいさつに来ていろいろ暴露していった、
という話を聞いたことがあって、「女ってコワイ!!」と思ったのですが、
このエピソードみたいにちょっと楽しい展開なら、いいな。
同じ人を好きになったんだから、気が合うのも自然だと思うし、
思い出話を好きなだけできるのって、やっぱり楽しいだろうから。
そうそう、最終話の主人公が初回のあのお姉さん、というのも、
ありがちかもしれないけれど、キレイにまとまっていて好きです。
こう、輪が、円環がつながって、回り続けていくような感じで。
そんなこんなで、今回も満たされました。ふ〜。
谷川先生、連載おつかれさまでしたー!