先日録っておいた「ゴースト/ニューヨークの幻」を鑑賞。
1990年の作品で、タイトルだけは知っていたけれど
これまでずっと見る機会がなかったものです。
ひたすら甘々で切ないラブストーリーなのかな、と思っていたけれど、
友の裏切りとかコメディ要素とか、いろいろと盛り込まれていて、
退屈する暇もなく一気に見てしまいました。
おもしろかったー!
前情報をほとんど持っていなかったので、
ウーピー・ゴールドバーグ演じる霊媒師、オダ・メイの登場には驚きました。
でも、彼女、前科も服役経験もあるけれど、いい人だよね。
彼女絡みのシーンは楽しかったなぁ。
あと、霊体は基本的に現世のヒトやモノには干渉できないけれど、
想いの強さでそれも克服できる、っていうのが、個人的にはしっくりきました。
私は霊感ゼロだけれど、妖怪とか妖精とか「ヒトではないもの」の存在は
「きっと、何か、あるんだろうなぁ」くらいには信じているし、
主人公が修行(?)によってモノに干渉できるようになっていく様子は
ちょっとわくわくしました。
ラストで、復讐を果たして恋人を守った主人公には、天国からお迎えが来たけれど、
彼を裏切って悪事を働いていた同僚や、その仲間だったチンピラには、
黒っぽい影が現れて強引に連れていく感じで、
あれはやっぱり、地獄に連れて行かれた、ってことなのでしょうか。
まぁ、因果応報ですよね。
でも、これ、残された恋人(ショートカットの美人ちゃん)は可哀想だよなぁ。
恋人(=主人公)と友人(=黒幕)をいっぺんに失ったわけだから。
ハッピーエンドかもしれないけれど、彼女の今後がちょっと気になる。