「もっけ(9)」を読みました。
絵柄にしても物語にしても、あんまり派手さはないのですが、
この地味さ加減がちょうどよくて
「日常に溶け込んでいる彼ら」の存在がリアルに感じられる、
お気に入りのシリーズでした。
これで完結だなんて、やっぱりちょっと淋しいな。
家族と離れた、高校での静流がずっと辛そうで可哀想だったけれど、
御崎さんとの関係もこれから少しずつ変化していきそうだし、
何はともあれ、ほっとしています。
一方で、瑞生のエピソードが今回少なめだったのが残念。
でも、すごく成長してるみたいで、こっちもほんとうによかったです。
それにしても、じいちゃんがかっこいい!
真の主役は、やっぱりじいちゃんだよね。