レーシックメモ・1(決意に至るまで)

 2012/04/12 Thu

レーシック

レーシック 2、3年ほど前から興味のあったレーシック(近視の屈折矯正手術)について、
そろそろ真剣に考えてみようかと思い、
とある眼科の無料初診相談に行ってみることにしました。

私の周囲では、レーシック経験者はまだまだ少ないようで、
今のところは、母の知人や、別の知人の娘さん、あるいは
姉の職場の同僚の方々の話を
それぞれ母や姉経由でちょろっと聞いただけ、という状態です。

歯列矯正と同様、たぶん、一生に一度経験するかどうかの出来事なので、
あと、感染症や合併症の可能性もゼロではないので、
何かあった時に振り返って確認できるように
ここにもメモを綴っていくことにします。
とりあえず、この初診の予約に至るまでを簡単にまとめてみましたよ。
それでは、興味をお持ちの方はどうぞ〜(↓)。
3年くらい前までは、レーシックについてはほんとうにただ恐怖心しかなくて、
受ける気は全く起きませんでした。

ただ、確か5、6年くらい前に母が白内障の手術を受けて、
今にして思えば、その時にほんの少し、
「目の手術」に対して気持ちが積極的になった、ような気がする。
白内障の手術って、全身麻酔じゃないらしいのですよ。
あ、いや、そういうケースもあるかもしれませんが、
「母(=患者)自身が指示に従って目玉を動かしたりして手術した」
と聞いて、えええええ、とびっくりしたのでした。
あと、術後に、
見え方がこれまでに比べると遥かによくなったとのことで
母がものすごーく喜んでいたことを覚えています。
あれから数年を経て、母の場合は
もともと弱視に近いほどの強度近視だったせいか
再びいろいろと見え辛くなってきてしまい、
特殊なコンタクトレンズや眼鏡の併用をしていて、
ちょっと可哀想なのですが……。

そして、普段はほとんど忘れかけているのですが
実は私も、就学前に斜視の矯正手術を受けているのです。
あの時は全身麻酔だったし、
そもそも「斜視の矯正」ということがよくわかっておらず
全く何も恐れることなく1泊入院して帰ってきました。
当日のことは、まずベッドでお尻に麻酔を打たれて、
その後、手術室に入って、黒っぽい手術台に座って(寝かされて?)、
白い服を着た大人が周りに数人いた景色しか覚えていません。
次に目を覚ましたら、もう個室に戻っていて、部屋の中が暗くて、
付き添っていた母がほっとしてちょっと泣いていた、という。
手術よりも抜糸の時の方が、怖かったし痛かったです。
だって、「抜糸」が何かもよくわからない状態でいきなり、だからねぇ。

ちゃんと説明してほしかったけれど、
「下手に説明すると怖がらせるだけだ」と思っていたのかなぁ、
周りの大人は。
もしくは、単に私が理解できていなかっただけなのか……うぐぐ……)

あれっ、ちょっと話が逸れてしまった。
ええと、もちろん、
白内障や斜視の手術とレーシックとは全くの別物なので、
こうして比較すること自体、もしかしたら不自然かもしれませんが、
そんな流れがあった、ということで。

そんなこんなで、転機が訪れたのは、一昨年の末頃でした。
学生時代の先輩後輩その他との忘年会の帰りに
家の近い後輩と道すがらいろんな話をしていたのですが、
その時に彼女が
「レーシックを受けたくてわざわざ大阪の有名な病院まで行ったのに、
 角膜が薄くて手術ができないと言われて
 いちばん高いコンタクトを買って泣く泣く帰ってきた」
と体験談(?)を聞かせてくれたのです。
レーシックにチャレンジした人に直接会うのは初めてで、
急に興味がわいてきて、根掘り葉掘り聞いた記憶が。

ああ、そうそう、これも一昨年くらいだったと思うのですが、
母に続いて父も白内障の手術をしたこともちょっと影響してるかも。
うちの父は大の病院嫌い&薬嫌いで、胃がんで入院中も
点滴の注射ですらベッドごとガタガタ震えてしまうくらい(母談)の
ものすごいビビリなのですが(まぁ、チクッとはするけどさぁ……)、
それでよく手術を受ける気になったなぁ、とか、
よっぽどそれまで見え辛かったんだろうなぁ、とか、
やっぱり、「よく見える」って大事だなぁ、とか、
何だかいろいろ考えてしまいました。

と、まぁ、そこらへんの出来事が積み重なって、
日常的に何となくネットで情報収拾をするようになりました。
そんな時に、あの大震災が起きたのです。
被災された方々が、眼鏡をなくしたり壊れたりして困っている、とか、
それを何とかするべく動いているボランティアの方々とか、
そういう話を時々ニュースで見たり読んだりして、
「自分も、もし災害に遭ったら、そうなるかもしれない」と思ったのでした。
それに、入浴中や就寝中に家事や地震が起きた時、
眼鏡がないとほんとうに何も見えないので、怖いな、逃げ遅れるかも、
という不安も膨らんできてしまって……。
今まで、そういうのはあんまり考えたことがなかったのですが、
震災後は「人生は、いつ、どこで、何が起きるかわからない」
という考えが強くなってきたのです。

あとは、もう単純に、
「眼鏡の煩わしさから解放されたい!」という気持ち。
私、絵に描いたような団子鼻で、鼻の付け根が低いのです。
調整しても、すぐに眼鏡がずり落ちちゃう。うう。
キツめにしてもらっておいても、鼻当ての跡が付きやすくなるだけだし、
この部分って、ファンデーションがよれてきたりしませんか。
眼鏡そのものは嫌いじゃないんだけどなぁ。
あと、私の顔って、眼鏡があった方が落ち着くというか、
眼鏡がないと締まりがなくてダメすぎる、とも思うしさ……。

そうそう、裸眼視力が低すぎると、化粧の時にほんとうに困る。
鏡に顔をくっつけないと、全然わかんないんだもん。
あと、今のままだと、例えば、旅先のお風呂で困ることが多い。
不慣れな場所で見え辛かったりするのは、危険だよね。
それから、あんまり経験ないけれど、
「景色が売りの展望露天風呂」なんかに行った時に
全く全然それを楽しめないのが、やっぱりちょっと悔しいです。
贅沢な悩みですが、でも、本音。

そうそう、昨年だったか、気持ちが受ける方向へだいぶ傾いてきた時に
「レーシックやりたいんだよね〜」と姉や義兄に言ってみたら
「やりたいよね、いいよね!」と私以上にやる気で、えええー。
「やるなら早い方がいい!」と母も応援してくれています。

受けるかどうか迷っていることの理由のひとつに
費用の問題があったのですが、
調べてみたら、そんなにむちゃくちゃ高額というわけでもないのですね。
歯列矯正に比べたら「あれっ、そうなの!?」と拍子抜けするくらいの。
これから一生、眼鏡を何年かおきに買い替えることを考えたら
トントンじゃないかしら、という程度。たぶん。

新年度が始まったということで、
ちょっと何か、生活に変化がほしいとも思い、
今まで以上に具体的に情報収集をした結果
初診だけなら無料というところが見つかったので
(もしかしたら、多くの眼科でそういうシステムをとっているのかな?)、
歯の時と同様、気持ちが萎えてしまう前に、行ってきます!

Labels

Archives

Recent Posts

Profile

桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
めんどくさがりやの凝り性
ラクをするための手間は惜しまず
お茶と焼き菓子とぬいぐるみが好き
本館サイト「花楽紗【KARAKUSA】」

HOMETOPCONTACT

Powered by Blogger | Designed by QooQ