劇場版の公開に合わせて(たぶん)再放送されていた「モノノ怪」が、
先日で最終回でした。
前からちょっと気になっていた作品なので、見られてよかったです。
でも、うーん、つまらなかったわけではないけれど、
私の好みとは少し違ったかなぁ。
いつかまた、別のタイミングで見たら、
また全然違う感想に至るのかもしれないけれど。
妖怪譚や化け物退治、異能力などには小さい頃から興味があって、
それらを扱った作品もたくさん見てきたけれど、
この「モノノ怪」は、特に人間の情念とか怨念とか、
そちらに焦点を当てた物語でした。
「いちばん恐ろしいのは人間」、というか。
その点については私も深く共感するし、興味深くも思っているけれど、
私が好きな塩梅をちょっと超えてしまったなぁ、という印象です。
でも、同じところに魅力を感じているファンもきっと多いのだろうな、
とも思っています。
好きな人はきっと、ものすごーく好きだと思う。
あっ、アニメとしても、
独特の色遣いやテクスチャの乗せ方(というのかな?)をしていて、
唯一無二の世界観を確立させていますよね。
そういうのは、すごいなぁ、かっこいいなぁ、と素直に尊敬しています。
深くはまったりはしなかったけれど、見られてよかったです。