大腸カメラ、無事終了〜。
しかし、検査結果としてはほぼ異常なしで、
全く想定外のいぼ痔が見つかってショック……! おおぉん……!
えーと、そもそもの経緯をご説明しますね。
10日ほど前から、またおなかが妙に張るようになってしまって、
何だろなぁ、と思いつつ、
いつものようにそのうち治るかな、と思っていたのですよ。
が、先週半ばの夜、だんだんひどくなってきて、
とりあえず寝たんだけれど、夜中に苦しくて目が覚めてしまって、
翌朝、血便(!)まで出てしまって、病院へ行ったのでした。
が、その日は消化器系の専門医がたまたま不在の日でもあり、
「中、診てみないとわからないからねぇ」ということで、
大腸カメラの予約を取って終了したのでした。
おなかの張りも、一応は治まりつつあったので、
様子見をしつつ待機、ということになりまして。
そんなこんなで、検査前日である昨晩8時から絶食をして、
2つの下剤(粉薬&水薬)を飲んだ上で、
今朝の7時から「モビプレップ」で下剤チャレンジ開始。
これ、ビニールパックの中に粉末が入っていて、
当日、水を2リットル足して完成させるのですが、
ひたすら飲んでトイレで出す、というのを延々と繰り返すのです。
前回は、2リットル分全てを飲んでも
規定の「透明な液体のみ」の状態にならず、
さらに追加でもらって飲んだりしていたのですが、
今回はやたら調子よくて、1リットル分まで進んだ段階で透明になって、
自分でも半信半疑ながら終了としました。
前回の反省を活かして、
昨日の夜ご飯をとても簡素なものにしたのがよかったのかな?
お茶と牛乳寒天とヨーグルト、ビスケットにお豆腐だけの味噌汁、
って感じで、固形物を極力なくしておいたので。
検査自体は午後だったので、それまでそわそわしつつ家で過ごして、
少し早めに病院へ向かって待っていよう、と思ったのですが、
トイレに行ったら、それなりにカスのあるウンチが出てしまい、
看護師さんにも正直にそう伝えました(ウワーン!)。
が、でも、
「あ〜、みなさんけっこう残ってらっしゃいますし、大丈夫だと思います」
とのことで、とりあえず、ほっ。
でも、実は、下剤の「モビプレップ」の未使用分をそのまま持ってきていたので
(たとえ全て飲み切ったとしても、空容器を持参するよう言われていた)、
もしかしたら、また続けて飲むよう言われたりするのかな、とも思って、
ちょっとどきどきしていました。
その他、最終確認を済ませたあと、検査着に着替えて、
検査室に呼ばれていざ、検査開始。
可愛らしい女性の先生で、お声もとっても優しくて、
「力入れないでね」「うん、上手」「大丈夫ですよ」
と終始励まして下さったのですが、
検査のために大腸に空気がパンパンに入れられて、
ほんっとぉぉに苦しくて……!!
「うん、苦しいよね、でも、あと少しだからね」
という優しいお声に癒されつつも
「あ゛あ゛あ゛く゛る゛し゛い゛で゛す゛……」
と呻き声を上げずにはいられなかったよ……。
最初は横向きになっていたけれど、途中から仰向けにされて、
看護師さんにおなかをぎゅうぎゅう押されながらの検査だったのですが、
このへん、だいぶ、前回と違うな!?
あ、でも、苦しくて目をつぶっていたら、
「目、閉じちゃうとね、痛みに集中して余計に辛いから、
目は開けて、深呼吸して、ゆっくり溜め息吐くようにしてね〜」
と教えられました。
えっ、そうなんだ!?
ああ、あと、自分からも辛うじて見える位置にモニターがあって、
それを見ようとすることで、気が紛れたのはよかったです。
そんなこんなで、検査自体は無事終了して、
前回はこのあと1時間寝かされたんだよな、と思っていたら、
「はい、起きられる? 立てるかな?」
と起こされて、トイレに案内されて、
「落ち着いたら着替えて、待合席でお待ち下さい」
と置いてかれてしまい、えええええ〜。
えっらいテキパキしてんな!?
ちなみにトイレに連れて行かれたのは、
「思う存分、ガスをお出し」の意だと思われるのですが、
おなかは張るものの、そうスムーズに出せなくて、
苦しいなぁと思いつつ更衣室でのろのろと着替えました。
そして再び検査室に呼ばれて、結果をお聞きすることに。
前回の、記憶の中の画像と比べると、
大腸内が全体的に血走って赤みが強かったのが気になるけれど、
先生からは特に指摘がなかったから、特に問題ではないのかな?
それとも、カメラの照明(?)の具合の違いとか?
ポリープの1つや2つは覚悟していたし、
潰瘍とかガンとか、何が見つかっても驚かないぞ、
と構えていたけれど、
「ここね、肛門のすぐ内側のあたりの、
ちょっとモコッとしてるの、わかりますか?」
と画像を見せられて、んん?
「これ、いぼ痔ですね。
血便が出たっていうのは、これじゃないかな」
と聞かされて、えーえええー!
そんな、だって、ほんの少し盛り上がっただけのように見えるコレが、
痔〜〜〜〜〜〜〜〜!?
それであんなに血ィ出るんだ!?
過去に切れ痔を経験して、完治するまでけっこうかかった上に
何度か軽く再発している身からすると、
特に痛みがないのに出血はある、という状況から、
痔なんて全く予想できていなくて、びっくりでした。
ただ、でも、そもそもの主訴は「おなかの張り」だったのですが、
結局、それについては特に原因はわからず……。
しかし、私の訴えを聞いた先生は、
検査後に処方するガス抜きのお薬「ガスコン」を、
多めに出して下さいました。
そんなわけで、大きな異常はなく、いぼ痔もごく軽症だということで、
ひとまず経過観察で、という診断結果となりました。
うーん、ほっとしたような、正直モヤッとするような……。
とりあえず、帰りにボラギノールを買ったわよ。
おちりの軟膏は、切れ痔の治療中は処方されたものしか使っていなかったので、
コレを買うのは初めてですが、
個包装、こんな可愛いパッケージなの!?
チョコクランチとか入ってそうじゃん!
ちなみに、裏側はマジックカットになっていました。
(「こちら側のどこからでも切れます」のあれ)
は〜、それにしても、大腸カメラ、疲れたなぁ……。
そして、前回との検査方式の差にしみじみと想いを馳せたりしています。
前回は、肛門科をメインにしているところだったからか、
移動は全てストレッチャーに乗せられてお任せだったし、
全体的にVIP仕様だったのだなぁ、と改めて思いました。
あれが普通じゃなかったんだ……。
そんなこんなで、第2回大腸カメラ体験記、これにて完!
おつかれさまでした&自分、よくがんばった!