先日の「【推しの子】展」のお土産のお菓子(重曹ちゃんのミレーサンド)を
「姉一家は『推しの子』知ってるかなぁ?」
と思いつつも母を通じて甥っ子にプレゼントしたら、
「原作そろってるけど読む?」と姉から LINE が来たので
「お願いします!」と即返信しましたよ。
そんなこんなで、「推しの子」の原作コミックスを最新刊まで読みました。
いやー、思っていた以上に大変なことになっていますね……!
もともとが復讐譚だけれど、業界モノとか演劇論みたいな要素も楽しくて、
ラブコメ的にもわくわくしたりもしていたのですが、
あの2人は、「前世」が遠い過去や異世界のものではないからなぁ、
しんどいなぁ……。
ちょっと前に、原作者さんが、
「この作品は子ども向けではないので……(要約)」と
年少読者に対して懸念されているのをちらりと目にしましたが、
なるほど、こういうことかぁ、と合点がいきました。
姉一家の場合は、アニメの方にはどうやら少し出遅れてしまったようで、
ネットで初回だけしか見ていないと聞いているけれど、
甥っ子的にはどんな感想を持ったのかな。
今度、時間がある時に聞いてみたいです。
主人公やその周囲の人たちが、お仕事や共演などを通して、
少しずつ変化していく様子がとても興味深くて、おもしろいです。
映像化や舞台化される作品の原作者サイドの視点もあって、
私は消費者や観客の立場しか経験したことはないけれど、
ちょっとだけ気持ちもわかったり、新しく気付かされたこともあったりして、
貪るように読み進めてしまいました。
あと、作画担当の方のカラーイラストがとても鮮やかで好きです。
まだコミックスのカバーくらいしか見たことはないけれど、
華やかでかっこいいなぁ、と惹きつけられてしまいます。