第1〜6話+スペシャル特番(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

 2022/11/13 Sun

水星の魔女

水星の魔女 先月から放映されている「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に
楽しくはまっています。
普段ここでは、TVシリーズのアニメやドラマについては
基本的には終了・完結したタイミングで感想をメモしているのですが、
これは毎回展開が早くて、感情も揺さぶられっぱなしなので、
第1クール折り返し地点の今、後半に備えるべく
ここらでちょろりと整理してみたいと思います。

ちなみに、私のこれまでのガンダム歴はこんな感じです(↓)。
(完走した作品のみ&ざっくりと視聴順)
ただし、読解力も記憶力も低いので、
あれこれ見ているわりにはガンダム用語がよくわかっていなかったりします。
  • 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
  • 機動戦士ガンダムUC RE:0096
  • 機動戦士ガンダム
  • 機動戦士Ζガンダム
  • 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
  • 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星
  • 機動戦士ガンダムSEED
  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
(→このサイト内のガンダム関連記事

キャラクター編

スレッタ・マーキュリー

現時点ではプロローグのエリーちゃんとは同一人物ではない可能性が高くて、
出生が不明かつ不穏な主人公。
ベルメリアの言っていた「21年前」が
プロローグのあの事件を指していると素直に仮定すると、
年齢が合わないし、どういうことなの……。

大人にも物怖じしない様子だったエリーちゃんと比べると、
スレッタは人見知りが激しかったりして性格がだいぶ違うけれど、
「ゆりかごの星」を読んだりして
「水星で母娘ともども辛い目に遭ってきたんだろうなぁ、
 同年代の子が周囲にいなくて、人付き合いの経験値が足りていないんだろうなぁ」
ぐらいに考えていました。

他者様の考察などを読み漁っているうちに、個人的には
「何らかの事故でエリーの意識(人格&記憶)が
 ルブリス(=エアリアル?)に吸い込まれて、
 抜け殻になった肉体でゼロから記憶を積み重ねた結果が現在のスレッタ」
という予想をしていたのですが、それも違うっぽい……?

あの世界のSF的な技術として、コールドスリープとかクローンとかが
どれくらい普及しているのか不明ですが、
どうもスレッタはエリーのクローンっぽい……?
エリーの妹という説もあったけれど、
あの事件の時に身籠っていたとしても年齢的に計算が合わないし、
あの眉毛は確実にナディム(エリーのパパ)からの遺伝だろうから
別のお相手との子どもとは考えにくいし……。

そうそう、最初に違和感を覚えたのは、
「ゆりかごの星」のエアリアルの台詞(地の文)で、
「復讐なら僕らだけでやろうよ。スレッタを巻き込まないで」
っていうのを読んだ時。
エリーはあの事件の時にはまだ4歳だったけれど、当事者ではあるから、
「巻き込まないで」っていうのは何となく、微妙に引っかかったんですよね。
でも、エアリアルにとって、エリーとスレッタが別個の存在であるなら、
こういう表現になるのも自然だろうなぁ、って。

あと、スレッタの歌うバースデーソングが、
普通なら「♪ディア ほにゃらら〜」と祝う相手の名前を呼ぶところを
「♪ハッピーバースデ〜」で通しているところも。
エルノラ(=プロスペラ)にとっての娘はエリー唯1人で、
スレッタの誕生日を祝う時でさえ
スレッタを通してエリーのことしか想っていないのでは?
そうだとしたら、あんなにお母さんのことが大好きで尊敬もしているスレッタが
もう、可哀想すぎて……。
「エリーの身代わりとして愛される」というのも淋しいけれど、
それすらもしてもらえなかった可能性があって、……。

……と、生い立ちを考えると先の展開が怖くてこっちが泣きそうになってしまうのですが、
スレッタ自身は可愛くて一生懸命で、
パイロットとしては優秀で異質かもしれないけれど、等身大の女の子って感じで、
もうもう、大好きです!
しょっちゅうビクビクしているしうまくしゃべれていなかったりもするくせに、
内面的にはものすごく強気だったり、
へっぴり腰になりながらも言いたいことはきっちり言えるところも、
キャラクターとしてはちょっと新鮮で、おもしろいです。

あと、どうやら水星では食生活があんまり豊かではなかったようなので、
おいしいものをおなかいっぱい食べさせてあげたいですね。
そして、学園に来てから波瀾万丈すぎる日々を送っているので、
1日くらい平和なほのぼの回を過ごしていてほしいし、それを見てみたい。

ミオリネ・レンブラン

最初は「キツい性格のお嬢様」という印象が強かったけれど、
実際はすごく優しくて優秀で、いい子だなぁ、と思います。
口は悪いし敵を作りやすそうだけれど、
ただでさえ損得勘定の絡まない交友関係に恵まれなさそうなのに
決闘のトロフィーにさせられたら、
自分自身を守るためにああなっちゃうのも仕方ないかもなぁ。
でも、地球寮の子たちとはすっかり馴染んでいるようで、よかったよかった。

最終的に、スレッタとの婚約関係がどう決着するのかは不明ですが、
どっちへ向かっても全力で応援します。
2人はお似合いだし、お互いに必要な存在になっていると思う。

ちなみに、制服姿のあのストッキングのライン、いいよね。
そういえば、学園の制服って、
ボトムはハーフパンツとショートから自由に選べるのかな?
ジャケットはみんな同じ……、と思ったけれど、
エランくんは袖のところが黒いしアリヤちゃんは袖が違うし、
ある程度の改造は黙認されている感じ?

グエル・ジェターク

グエルくん、可愛いよね。ひたすら可愛い。
そして、めちゃくちゃかっこいい(第5話)。
登場時はこんなにいいキャラになるとは思いもしませんでした。
第6話まで視聴した現時点では、彼のおもしろかっこいい言動だけが救いです。

でも、しばらくキャンプ生活を楽しんだら、地球寮に入ってほしい。
そして、いつの間にか住んでいるミオミオや先輩呼びを強要するチュチュと一緒に
毎日どったんばったん大騒ぎな寮生活を楽しんでほしいし、
スレッタにはビビられながらも少しずつ距離を縮めていってほしい。

あっ、地球寮には入らず、でも、テントが登場する度に
少しずつ地球寮に近づいている、っていうのもいいな!
彼の実力とかっこよさは、視聴者にはもう十分伝わっているので、
ギャグっぽいことやっても株上がりまくりだから、安心してほしい(?)。

エラン・ケレス

もう4号くんと呼ぶべきなんですかね。めそ。
第6話のラストの衝撃が大きすぎて、まだ立ち直れません。
「あ〜、この子、強化人間だったのか〜。
 スレッタちゃん守っていつか死んじゃいそうだけれど、長生きしてほしいわ〜」
とかのんびり構えていた自分をビンタしたい。
彼もスレッタハーレムの一員になるはずじゃなかったの……?(涙目)

まぁ、でも、4号エランくんも、プロローグのカルド博士やナディムさえも、
死んだかどうかは実際は不明なんだよね。
エランくんについては、来たる第7話冒頭で、
誰かが「処分」を寸止めするかもしれないし、
そもそもあの装置が何なのかわからないので、
何らかのかたちでスレッタと再会する可能性はある!

OPテーマ「祝福」のYOASOBI版MVでは、
御三家+ミオミオと思われる4人の手が重なっているカットに
スレッタが重なるシーンがあるので、
「エラン・ケレス」は最終的にはスレッタと共闘する存在であると
期待しているのですが、うーん、どうかなぁ……。

……ああ、でも、やっぱり、エランくんとスレッタちゃんの
初々しいふれあいを、あと少しだけでも見たかったなぁ……。
どうしてこんなことになっちゃったの……。

スレッタの歌うバースデーソングが祝う相手の名前を入れないver.だったので、
「エラン・ケレス」は仮の名でしかない4号くんにとっては
ある意味、素直に届いたのかもしれないけれど、
そんなの、救いになったかどうか……。

シャディク・ゼネリ

今のところはまだスレッタにあんまり絡んでいないので
どういうキャラなのかよくわかりませんが、
そもそもがグラスレー社CEOの養子ということで、
もしかしたら元アーシアンだったり下層民だったりするのかなぁ。
「エラン・ケレス」がこれまで学園在籍中に何度交代したかは不明ですが、
彼だけは何か裏事情を知っていそうな気もするし。
だって、すでに重要な会議(プロスペラの審問会)にも出席しているぐらいだし。

この「水星の魔女」は、OPテーマやこれまでのエピソードから
「大人世代からの呪縛から子どもたちが解放される物語」
だろうと予測しているのですが、
シャディクさんはもしかしたら大人サイドに立つのかな、と思っていました。
前述の、「祝福」YOASOBI版MVの例のシーンから、
彼もやっぱり、子どもサイドなのかな、と今では思いますが、
こういう一見チャラいキャラはいちばん危険なんですよ。
オタクとしての経験から、彼のことは警戒しています。

第7話のタイトルからして、たぶんいよいよシャディクさんが動き始めると思うので、
期待半分不安半分、といった感じですね。どきどき……。

ニカ・ナナウラ

凄腕メカニック女子。好き。
少し地味めだけれど可愛くて、スレッタにも最初から優しくて、
エアリアルにも興味津々でスレッタを早口で質問攻めした時も
オタクっぽさと知的好奇心の強さを感じられて、とてもいい。
そして、あのチュチュにさえ「ニカ姉」と慕われていて、
たぶん、本気で怒らせるとめっちゃ怖いんだろうな。

アーシアン差別に内心必死で耐えている描写がちょいちょいあったので、
いつかニカ姉大爆発回が来ることを期待しています。
あれだけのことを日常的にされていたら、もっと暴れていいと思う。
いい子が理不尽に苦しめられるのは、こちらも辛いです。

後輩としてチュチュが入ってきてからは、
溜め込まずに怒りを発散する彼女の言動に大いに救われているんだろうな。

チュアチュリー・パンランチ

設定画を見ただけの時は、ゆるふわ系のギャルかと思っていたのですが、
もう、全然違いましたね。
でも、ズバズバ言っちゃうところもすぐ手が出るところも大好き。
グエルくんもそうだけれど、他人のために怒れる人はかっこいいよ。
チュチュは自分がされた分も含めてお返ししたんだろうけれど(第4話)、
優しい子だなぁ、いい子だなぁ、と思いました。

それにしてもあの頭っていうか髪の毛、すごいね!
ヘルメット姿を初めて見た時、
「あのポンポンどこ行った!?」って不思議だったけれど、
入ってるの? ほんとに?? ええええ??

地球寮メンバー

リリッケちゃんが可愛くて癒しです。
公式設定でモテると明言されてるの、わかる〜! って感じ。
アリヤちゃんの占いは、今後も要所要所で出てくるのかな?
この子のちょっとクールな、俯瞰しているような雰囲気も好き。

それから、今後もしもグエルくんが地球寮入りしたら、
ここの男の子たちとの絡みもちょっと楽しみです。
たぶん、御曹司として育った彼がこれまで付き合ったことのないタイプで、
最初は衝突もあるかもしれないけれど、
予算不足から学生たち自身でいろいろ工夫してそうな地球寮では
生活力のあるグエルくんは頼られそうだし、慕われそう。

決闘委員会メンバー

ラウダくん、「グエルの腹違いかつ同学年の弟」という設定からして
後々、兄弟対決もしくは兄を守って死んだりしちゃいそうで、不安。
今のところ、お兄ちゃんに対しては尊敬とか慕っているとか
プラスの感情しか見られないように思うけれど、
やっぱり内面では複雑なものを抱えていたりするのかなぁ。

あと、セセリアさんはとてもエロいと思います。
彼女とロウジくんはパイロット科ではないから
決闘に直接参加することはないんだろうけれど、
この子たちも親世代から何か任務を受けていたりするのかなぁ。

プロスペラ&エアリアル

とりあえず「プロスペラ=エルノラ・サマヤ」ってことでいいんですかね?
審問会で「水星の磁場に半身を持っていかれた」と語っていたのは、
彼女自身の身体的な問題ではなくて、
「半身のように大切な娘(エリー)を失った」ってことなのかなぁ。

エアリアルの中に何か(誰か)がいるのはどうやら確実で、
それがエリーっぽいのもたぶん間違いないのだけれど、
故意に同一化させたのではなくて、
何らかの事故によって意識を吸い込まれた、もしくは
身体的に大きなダメージを負って、やむを得ず意識のみを移した、
というのをぼんやりと予想しています。
積極的にエリーを利用した、とはあんまり考えたくないし。

ガンドフォーマットの研究があのまま続けられていれば
エリーを救えたかもしれないし、
そもそも水星に逃げてくることもなかったのに、
っていうのが復讐のさらなる動機になっている、とか、ねぇ。

ただ、そもそも、「ルブリスの進化形がエアリアル」なのか、
実は別個の存在なのかもよくわからない。

そうそう、後輩であるはずのベルメリアさんよりも
プロスペラの方が明らかに外見がお若い件については、
もしかして、顔面(頭部)もガンド化されている、とか、かなぁ。
髪の色がプロローグとは違っているのは、
素性がバレるのを防ぐために染めているだけ、かもしれないけれど、
髪も含めて作りものにしていたら、
それをナディムカラーにしていてもおかしくない、のでは?

その他

少女革命ウテナ

第1話を見た時は私も「ちょっとウテナっぽいな」と思ったけれど
そういう感想がネットではたくさん見られて、
うれしかったしちょっとびっくりしました。

自分はいつもマイナーなものにはまりがちで、
人気作とか話題作でも遅れたタイミングでのめり込んだりすることが多くて、
「自分が好きな作品=マイナー」っていう固定観念がどうしても外せないのです。

「ウテナ、そんなに有名なんだ!?」って思っちゃったけれど、
そうだよね、あれは話題作だし、みんな知ってるよね。
大好きな作品なので、こうして話題になるの、うれしいな。

「祝福」YOASOBI版MV

第6話を視聴した後で改めて見ると、何だか泣けてきちゃう。
第1クールで子どもたち同士の決闘が描かれて、
第2クールは「子どもたちvs大人世代」って構図になるのかな、
などと予想していますが、どうなるのかなぁ。
子どもたちにはみんな、幸せになってほしいんだけれど……。

ちなみに私は、「♪いつの間にかこんなに強く〜」のところの
振り返りエリーちゃんのドヤ顔が好きです。
可愛くて頼もしくて、いろいろ予想しちゃっている今ではとても切なくて。

ガンプラ

夏頃にイベント会場で見た時から
「ルブリス、ちょっと可愛いな」とは思っていたけれど、
初めて、わりと本気でガンプラほしいな、と思っています。
影響力、すごいね、水星の魔女。

髪型チェンジ

この作品でひそかに気に入っているのは、
そのシーンに合わせてキャラの髪型が随時変化していること。
パイロットスーツの時に長い髪をまとめていたり、
会議に出席するシャディクさんが秘書っぽくまとめていたり、
寮ではチュチュがキャップを被っていたりするところ。
こういう細かい描写、グッときますね!

ついでに言うと、いつか、ぜひ、
「髪をまとめている姿」も描いてほしいです!

アーシアン

(↑)っていう言葉、個人的には高河ゆんのあの漫画を思い出します。
ていうか、これって一般名詞だったの?
高河ゆんの造語だと思い込んでいましたが、作中で普通に使われていてびっくり。

スペシャル特番

ナレーションがグエルくん役の方だったのですが、
おもしろすぎてあちこちフフッと笑ってしまいました。
あちこちでグエルくん本人っぽくなったりしていて、
いやー、これ、脚本書いた人とかスタッフさんも
めっちゃノリノリだったでしょ、ってにやにや。
あー、おもしろかったぁ!

でも、4号くんの件についてはそれでも拭いきれない衝撃だよね。
ズーンと落ち込んじゃうね……。

第7話の次回予告がプロスペラさんだったのだけれど、
ということは彼女のメイン回?
シャディクさんもそろそろ動くと思うんだけどなぁ、どうなるのかなぁ。

アニメやドラマは、基本的に録画しておいたものを見ることが多いのですが、
これと「SPY×FAMILY」は、放映時間の都合もあるけれど
できる限りリアルタイムで見ています。
こんなに毎週楽しみで待ち遠しい作品は、久しぶりだなぁ。
これからもどきどきしながら応援していきますよ〜。
できれば、子どもたちはなるべく悲しい目に遭わないことを祈りつつ……。

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今回も、情報量が多い……! いろいろありすぎてしばらく放心状態だったけれど、 「株式会社ガンダム」かぁ〜、そう来たかぁ〜! あっ、あと、ダンスはしなかったですね。ちょっとがっかり。


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