「平家物語」(アニメ版)が最終回を迎えました。
原作というか原典や史実については、
古文や日本史の時間などにちょろっと習った程度の知識はなくて、
実際、見ていても詳細はよくわらかないところもあったのですが、
すっかりこの世界に引き込まれて、ついに完走してしまいました。
まず、画面が美しい。
線の少ないキャラクターと、
絵巻物の雰囲気をそのままアニメにしたような風景や色合いが素敵で、
初回に「お話についていけなくなっても、録画は続けよう」と決めたくらい。
そして、主人公である琵琶弾きの「びわ」(固有名詞)が愛らしい。
時々、そしてEDで登場する成長後の白髪姿も美しい。
そうそう、琵琶語りも作中のクライマックスで度々流れるのですが、
この音色と語りが、耳にとても心地よかったです。
意味がわからなくても、ずっと聞いていたい感じ。
そうそう、大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を視聴しているので、
途中から頼朝サイドが出てきてからは
あちらのドラマとの対比も楽しむことができました。
こういう古典作品のアニメ化って、新鮮だし、おもしろいですよね。
よいものを見たなぁ、という満足感があります。
こういうの、また見てみたいなぁ。