同僚の肺がん【1/5】

会社の同僚が肺がんのために手術を受けると聞いて、びっくり……！
少し前からちょくちょくお休みを取るなど忙しそうにしていたし、
来月からしばらく休職すると聞いてはいたけれど、
てっきりご家族やご両親に何かあったのだと思い込んでいました。
ご本人だったとは……！

彼女はちょうどコロナでマスクが必須になった頃に入社してきた方で、
私とは部署は異なるものの、掃除当番などの雑務でお話をする機会が多く、
例えば年末調整のチェックもして頂くなどお世話になっていました。

年齢もたぶん近くて、あちらは既婚でお子さんもいらっしゃるけれど
何となく波長も合うので話しやすくて、
たまに帰りに一緒になった時などにお話しするのが楽しかったです。

あんまり突っ込んだお話はしたことがなかったものの、
いつもお元気で朗らかな方だったので、入院と聞いて驚いて、
つい質問攻めにしてしまいました。
「え！？　肺がん！？　タバコ吸われたりします？？」
「ううん〜」
「ご家族で誰か、よく吸う方とか……」
「ううん〜」
「何か自覚症状、あったんですか？　息苦しいとか」
「何にも〜、でも健康診断で『影があります』って」
「ほええー……」
「でも詳しいことは結局、切ってみないとわからないって」
「はああー……」
って、そんな、そうか、ほええー……。
そんなことって、あるんだねぇ……。

病気がなるべく、軽い段階のもので、
手術が無事に済んで快復も早いことを心から願っています。
最近またコロナが心配な状況になってきたし、
入院中は面会とかもあんまり自由にできないだろうから、
大変だよね。辛いよね。
がんばって元気になってくれますように！