だいぶ前に録っておいた「オペラ座の怪人」を鑑賞。
これまでに何度も映画化や舞台化されてきた作品ですが、
曲だけは知っていても内容は実はよく知らなかったので
いつかちゃんと触れてみたいと思っていたものです。
原作である小説からは多少アレンジされていたようですが、
ふーん、そうか、そういうお話だったのねぇ。
ざっくりした設定しか知らなかったので、
最後にクリスティーヌは殺されちゃうのかな、
などと予想していましたが、違っていました。
一応はハッピーエンドなのかもしれないけれど、
エリックの不幸な生い立ちの描写や
お墓のあの一輪のバラの存在のおかげで、
複雑な余韻を残すラストでした。
楽しい物語というわけではなかったけれど、
あの暗い雰囲気はちょっと好きかも。