お正月に録っておいた、新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」を
ちょびちょびと小分けにして楽しんでいたのですが、
ついに最後まで見届けました!
いやー、おもしろかったなぁ!
原作漫画を通して読んだのは遠い昔に一度きりで、
アニメの方はTVでやる度に何となく見ちゃう、という程度だったので、
原作に沿った設定や展開で進むこの舞台作品は
いろいろな意味で新鮮でした。
歌舞伎や能や狂言といった古典芸能については
まるっきり疎い私だけれど、
和楽器の演奏とか、七五調の台詞回しとか、
和服を基調にアレンジされた衣装だとか、
見どころや聴きどころはたくさんでしたねぇ。
ストーリー全体についてはうろ覚えだったのですが、
印象的なシーンなどは断片的に記憶にあったので、
ふむふむ、ほうほう、と楽しむこともできました。
ナウシカももちろんいいのだけれど、
とにかく殿下が、クシャナがお美しくて素敵でした。ほわぁぁ。
あと、テト(ぬいぐるみ)も可愛らしかったです。
漫画作品の歌舞伎化は、他にもいくつか出ていることだし、
ジブリだったら次は「もののけ姫」とか、いいんじゃないかしら。
見てみたいなぁ、と思っています。