先日録っておいた「借りぐらしのアリエッティ」を鑑賞。
劇場公開時に映画館で見た記憶があるし、
これまでもTV放映時に何となく流していたりはしましたが、
きちんと見るのはこれで2回目だと思います。
アリエッティたちの「借り」の様子は、何度見てもわくわくするなぁ。
人間用の道具や小物をうまく使ったりしているのは
サイズの比較もわかって、二重三重におもしろいです。
初めて見た時も今回も、翔がいきなり
「きみたちは滅びゆく種族なんだ」と語り出した時は
ちょっと唐突な気がしたのですが、
彼については原作から大きく設定が変えられているらしいし
(原作だともっと小さい男の子、とか?)
病気とか手術とかの脚色の影響なんだろうかなぁ。
そして、ハルさんがコミカルながらもやっぱり怖い。
それにしても、アリエッティたちの家やドールハウスや
庭の草木や花がとてもきれいで、美しいアニメだなぁ、と思いました。
アリエッティの部屋も素敵です。
日本の家屋の床下なんて、相当ジメジメしてそうだけれど、
行ってみたいなぁ、と心惹かれてしまうくらい。
ああ、あと、水滴の表現もいいですよね。
アリエッティたちにとっては、ほんの一滴が大きな粒になっていて。
こういう描写の細かさに改めて見入ったりもしていました。
「久しぶりに見よっかな」くらいの軽い気持ちだったけれど、
思いのほか楽しめました。満足。