昨日の続きで、
「放映40周年特別企画 アルプスの少女ハイジとスイス展」
の感想&お土産メモです。
以前出かけた「世界名作劇場展」と同じようなノリで行ったのですが、
スイス政府観光局が協力していることもあって、
わりとスイス成分が多め・強めな印象でした。
でも、それが残念だったというわけではなく、
例えば、このアニメにおいて、いかに忠実に「スイス」が再現されているか、
ということがはっきり感じ取れて、
改めてすごい作品なのだなぁ、とスタッフの情熱を感じました。
いちばんすごいと思ったのは、アルムの山のシーンなどで
小さな草花(高山植物)が丁寧に描かれていること。
1カットずつ、実物の写真とペアで展示されていたのですが、
「こんなに!?」とびっくりさせられました。
あと、山の景色や街並その他、背景画も素晴らしくて、
展示枚数は少なかったけれど、見ていてズガンときました。
場内では、全話(!)のあらすじ紹介やキャラクター設定画、
原作書籍や台本の展示などがありました。
アニメも、小さいTVで2、3話流れていたし、
大きめのスクリーンでは「クララが立った!」で有名な
第50話もまるっと上映されていたので、
しっかりと見てきましたよ。
そこでは、続けて
ハイジ役の杉山佳寿子とキャラデザの小田部羊一(共に敬称略)の
インタビュー映像もあって、これもおもしろかったなぁ。
ハイジは、最初三つ編みの女の子を描いていたけれど、
「アルムおんじが小さなハイジの髪を毎日編んでやるなんて、不自然だろう」
という意見があって、ああいう髪型になったのだとか。へぇ〜。
プーさん同様、実はハイジについても
あんまり詳しいことは把握していませんでした。
小学校の頃の夏休みなんかに、再放送をちょこちょこ見ていた記憶があるくらいで。
あと、最近ではトライさんの印象も強いですよね。
でも、こうして作品世界をより深く知ったり
制作側のコメントを見聞きする機会が得られて、
おもしろいなぁ、よかったなぁ、と思いました。
さて、ここでのお買い物は、こんな感じ(↓)。
- プリントアイシングビスケット
- ポストカード
- 紅茶缶
- ヤギミルクプリン
言われてみると確かにちょっと、普通のミルクプリンと違うような……?
でも、山羊と牛との違いというより、
「ヤギミルク(全脂粉乳)」(原材料名欄より)とあったから
スキムミルク感というかスキムミルク臭というか、それっぽい?
(「臭」の字を使っちゃうとものすごく癖が強そうですが、
おいしかったですよ、つるんとしてて)
ほんとうは、プリンの隣りで売られていた「ハイジの白パン」こそが
本命だったのですが、
他の用事を済ませて戻って来たら、売り切れでした。ああん。
ところで、写真を撮ろうとして気付いたのですが、
私、あのハイジのEDっぽい絵柄のグッズを3つも買っていたのね。
あっ、そうそう、下の丸い青いのは、来場者プレゼントのシールです。
日替わりだそうで、この日はクララでした。