喪中(しかし平常どおりに)

 2012/12/04 Tue

家族

家族 会社の同僚でいつも年賀状のやりとりをしている方々宛てに
喪中はがきを出しました。
でも、その他の友人知人には送っていません。
昨年末から母方の祖父が本格的に体調を崩し、ついに他界したのは5月下旬でしたが、
7月初めに甥っ子が生まれてその後はてんやわんやで
正直、すっかり喪が明けてしまったような気持ちでいるので(おじいちゃんごめん!)。
それに、母からも
「普段会ったりしないような人たちには、改めてお知らせしなくてもいいんじゃない?」
と言われていますので。

祖父に対しては、長年会わずに過ごしてしまったことや
一度もお見舞いに行かないままだったことで
後悔も少し残しているのですが、
母は、祖父の弱った姿を私や姉には見せたくなかった、とも言っていました。
私のことを気遣ってかけてくれた言葉だとしても
これはこれで、母の本音だろうな、と受け止めています。

葬儀が終わってだいぶたってから聞いた話ですが、
数年前、まだまだ元気だった頃の祖父は、母に
「自分の父親(=私の曾祖父)が82歳(だったかな?)で死んだから
 自分はそれよりは長生きしたい」
「兄弟がみんな、ガンで苦しんで死んでいったから
 自分はそうじゃない死に方をしたい」
と言っていたそうです。
早朝にひっそりと旅立っていってしまったけれど
この2つの願いだけは叶えられたので、
うん、まぁ、よかったんじゃないかなぁ。

えー、というわけで、喪中はがきの話に戻りますが、
会社の方々以外の友人知人のみなさまに対しては、
年賀状については例年どおりとさせて頂こうと思っております。
例年どおり、というのは
下さった方に順次お出しする、という……すみませ……。

「このブログ読んでるから喪中なの知ってるけど
 喪中はがき来ないし、どうすりゃいいの?」
と思って下さった方は、
いろいろ慮って寒中見舞いを下さってもうれしいですし
いつもどおりに年賀状を下さっても大丈夫ですし
そういう悩みとはたぶん無縁なクリスマスカードとかでもうれしいです。
……何だか催促しているみたいな内容になってしまいましたが
そういうつもりは全くないですよ〜、
それらのイベント抜きでそっと見守っていて下さっても、とてもうれしく思います。

というか、もう年賀状の季節ですね。年の瀬ですね。
年末ジャンボも買ってこないとな〜。

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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