「超訳百人一首 うた恋い。(3)」を買いました。
今回は「清少納言編」?
才媛として有名な彼女を中心としたエピソード&和歌が
まとめられています。
やー、おもしろいなぁ!
ずーっと昔、紫式部や清少納言について初めて知識を得た頃は、
紫式部はバリバリの売れっ子作家でかっこよくて
清少納言は言いたい放題でちょっとキツいエッセイスト、
という勝手なイメージを抱いていました。
でも、最近はこんなふうに、
古典に疎い私にも取っ付きやすいスタイルの本がいろいろ出ているので、
こういう解釈にも気軽に触れることができて、新鮮な気持ち。
清少納言、可愛いな!
そうそう、大納言公任(だいなごんきんとう)の
「滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」
は、百人一首の中でもお気に入りのひとつです。
意味とか情景とか以上に、頭韻がとてもきれいに響いて
何度も口の中で繰り返して楽しんでしまいます。