不思議な因縁

 2012/07/07 Sat

家族

家族 明日は祖父の四十九日の法事です。
その前に甥っ子が無事に生まれてきてくれて、ほんとうによかった。
今か今かとそわそわしながら出かけるのは、落ち着かないだろうから。
ところで、ここでちょっとおもしろい話があるのですよ。
おもしろい、というか、不思議、になるのかなぁ。

祖父(母の養父で、実際は私の大叔父)は最初の奥さんを早くに亡くしているのですが、
私の姉は、この方が亡くなったのと同じ年に生まれているのです。
姉が生まれて半年ほどして、この最初の奥さんが亡くなって、
乳飲み子(=姉)を抱えた母は、葬儀には出られなかったそうで。

ちなみに、今の祖母は祖父の再婚相手なわけですが、
2人が再婚したのは私が生まれたのと同じ年、というか直後で、
この時も、乳飲み子(=私)を抱えた母は、式には出られなかったそうで。

そして今年、祖父が亡くなるのと入れ替わりのようなタイミングで
甥っ子が誕生しましたが、
奇しくも祖父と同じ、辰年の7月生まれ。
そして何と、誕生日が叔父(実際は母の従兄弟で、祖父の最初の奥さんの長男)と同じ。

ええと、つまりですね、
祖母になる予定だった人が亡くなるのとほぼ入れ替わりに生まれてきた姉が、
祖父の亡くなった年に、
祖父と同じ辰年生まれで
彼女の息子(=叔父)と同じ誕生日の息子を産んだ、という……。
……あれっ、こうして書き出してみると、
別に大したことない偶然かしら? あらら?
でも、昨日仕事中にこのことに気付いた時は、「あ」って思っちゃいました。

あと、母はこんなふうに慶事や弔事にやむを得ず欠席することが
ちょこちょこあったようですが、
姉も、自分の結婚式に両親が出られなかったり
自身が祖父の葬儀に出られなかったりしているので、
何だろうね、こういうのも「血」なのかなぁ、と。

でもまぁ、人生なんてそんなものか。
悲しみも喜びも、セットでやってくるものなんだ、きっと。

ああ、そうそう、叔父から明日の法事について電話があったので、
甥っ子と誕生日が一緒だよ、と伝えたら笑っていました。
いろいろ不思議で、おもしろいなぁ。

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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