祖父の四十九日

 2012/07/08 Sun

家族

家族 祖父の四十九日の法事でした。
菩提寺に集合して納骨もすませるということで
喪主である叔父が以前から打ち合わせをしていたはずなのに、
あの声のいい2代目が祖父母宅へ出かけてしまったとかで
おっさまが慌てて連絡をつけて呼び戻して下さったり、
何だかばたばたしていましたが、とりあえずは無事に終了。
しかし、前にもこんなふうに、約束の日を間違えて来たり
おっさまと2代目の間でいろいろ連絡が取れていない様子がうかがえて、
もやもやと募る不信感・不安感。
単純に、お忙しいんだろうなぁ、とも思いますが。大丈夫かしら。
それはともかく、相変わらずいいお声でお経を上げて下さいました。
歌ったらきっとすごいよ、あの人。

納骨も、たぶん、きちんと見るのは初めてでした。
お墓の仕組みって今までよく知らなかったけれど、
手前の小さいブロック(?)が扉になっているのですね!(うちの場合は)
横にスライドさせると、お骨を入れるスペースがあって、
おおお、ほおお、という感じでした。
そうそう、あの大きな骨箱や骨壺を
もしかしてそのまま入れるのだろうか、と思っていたら、
晒(さらし)(?)の巾着袋みたいなのにお骨を移して
それをお墓の中に入れる、というやり方をしていました。
袋へ移すのは、みんなで少しずつ、手づかみで。
……箸は使わなくてよかったんですかね?

ところで、うちのお墓は、地盤沈下のせいでちょっと傾いてしまっているのです。
いちばん上の「桜衣家之墓」と彫られた石だけでも
何とか水平になるように、
祖父が生前、コンクリートで強引に穴埋めをしたのですが、
もうちょっと、きちんと直したいねぇ、とみんなで話していました。
墓地全体ではなくて、ところどころの墓石が、
うちみたいに変なふうに傾いていました。むむむ。

法事の後は、場所を移して、みんなでお昼ごはんを食べました。
いろいろな話題が出たけれど、
母の従兄弟にあたるケーキ屋のおじさんの話がおもしろかったなぁ。
今でこそ、いろいろなグルメ誌に取り上げられる有名店になっているけれど、
最初の10年はほんとうに大変で辛くて辛くて、
夫婦でいつもふらふらになりながら働いてた、って。
レジ担当の奥さんが、あまりの疲れ&睡眠不足で
レジじゃなくて電話機を叩いていた、っていうのは
こうして昔話として聞いている分には笑えてしまうけれど、
何だかすごいなぁ……!
あと、支店を出すようにお誘いがあった時は
現地に赴いて、ひたすら車の流れやナンバープレートをチェックしている、とか、
そういう、ケーキ職人としての技量だけではなく
経営者としてのお仕事ぶりも教えてもらったりして、興味深かったです。
他業種・他職種のお話って、おもしろいよね。

何はともあれ、納骨もすませたので、
これで祖父のことは一段落ついた感じ……なのでしょうか。
あれっ、ごめんなさい、よくわからないや。
お盆とかはどうするのかな。
まぁいいか、叔父がいろいろ仕切ってくれるでしょう、きっと。
次にみんなで集まるのがいつになるのかわかりませんが、
また元気で会えますように。

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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ラクをするための手間は惜しまず
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