先日録っておいた「明日の記憶」を鑑賞。
2006年公開の、若年性アルツハイマー病をテーマにした映画です。
病気や障害をメインの要素として扱いながら、
無理やり感動を押し付けてくるような作品は苦手なので、
ハズレだったらちょっとやだな、と思いつつ予約しておいたのですが、
そうではなくてよかったです。
でも、主人公が自身に異変や違和感を覚えていくあたりは、
見ていて辛かったし、怖かったです。
認知症って、お世話をする周りの方々の負担も大きいと思うけれど、
たぶんきっと、わからなくなっていく本人も苦しくて、
不安で孤独なんだろうなぁ、って……。
この作品では、周囲(特に奥さん)の理解や協力にも恵まれていたし、
終(つい)の住処で過ごす姿までを、
だいぶマイルドに描写されていました。
でも、実際のところは、最初の医師の診断を受け入れられない人も、
かなり多いんじゃないのかな、とも思いました。
私も全然、他人事なんかじゃないからなぁ。
両親ともに、いつ何があってもそんなに不思議じゃない年齢だし、
私自身も、事故や病気とは無縁でいられないので。
ところで、序盤のあの短期記憶(たぶん)のテスト、
「私、こういうの苦手〜!!」と思いながら見ていました。
緊張するし、実際ほんとうにあんまり覚えられないし、
今やってもひどい点になりそう。
学生時代に実習でこっち方面の検査をいろいろやって、
「単なる老化現象(物忘れ)」と「病的なもの」との違いも習いましたが
(最新の定義とは異なる可能性もあり、ここでは詳細は伏せます)、
わかっていてもドキドキしますよねぇ。
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