歯列矯正:否定的なコメント

 2011/06/21 Tue

歯列矯正

歯医者さんで働いている友人と久しぶりに会ったので
矯正を始めたことをうきうきと伝えたら、
「えっ、今さら!?」と開口一番に言われてしまって、ちょっとしょんぼり。

「大人になってからやっても、結局また全部戻っちゃうよ」
「戻らないように、一生装置つけっぱなしになる」
「見た目だけ治しても、全然噛み合わなくっちゃう人ばっかり」
「裏側矯正やってる子がいるけど、虫歯だらけだよ」
と立て続けに否定的なコメントが返ってきて、さらにしょんぼり……。

私の周りには、応援してくれる人や興味を持って聞いてくれる人が多いので、
こういうリアクションは久しぶりでした。
彼女は、歯科関連の資格を取って歯医者さんにお勤めしているので
歯並びや歯の健康には関心が高いのだろうと

勝手に思い込んでいたけれど、そうでもないのかな。
今のお仕事、あんまり好きそうじゃなかったし。
もしくは、現場をよく知っているからこそ、否定的なのかな。

でも、家に帰ってから思い出したけれど、
そういえば自分も、10年以上前、
まだ学生だった頃に初めて矯正を勧められた時に
「ええー、私もうハタチ過ぎてんですけどー!?」
って、「今さら!?」ってびっくりしたんだったっけ。
それに、「今さら」って言われたのは前にもあるし、
確かにそうだと自分でも思う。

ただ、ちょっと遅かったけれど、遅すぎたわけでもないと思ってる。
自分は明日死ぬかも知れないけれど
もしかしたら100まで生きるかも知れないし、
やりたいことはやっておいた方が、人生、得かな、って。
それに、気にしないふりをして逃げていたことにちゃんと向き合って
一歩前進できたので、そのことだけでもすごくうれしかった。
歩き出すのも言葉をしゃべるのも少し遅かった私なので(母談)
(でも、ハイハイは驚異的なスピードだったらしいよ!)
矯正も私らしいタイミングで始められたんじゃないのかなぁ。
というか、子どもの頃は、歯並び、よかったもん。

成人の歯列矯正がリスクばかりで無意味なら
こんなにも普及しないんじゃないのかなぁ、
と考えている私は、楽観的すぎるのかなぁ。
リテーナーを何年も使い続けたりつけっぱなしにしたりする、
という話はネットでも見かけたことがあるけれど、
自分の歯がどれくらい動きやすいか(=戻りやすいか)、というのは
実際やってみないとわからないことだし。
噛み合わせに関しては、まともな歯医者さんなら
最終的にはきちんと治してくれるはず。
見た目だけ整えて終わり、っていうのは、こっちも信じられないよ。
ちなみに、私も一時は全然噛めない状態が続いて
どうなることかと思ったけれど、
最近は少しずつ噛み合わせがよくなってきていることを実感しています。
かぶりつき系のメニューも、今はそんなに怖くないぜ!

あと、舌側(裏側)矯正は、虫歯のリスクは逆に低い、という説もあります。
「裏側は磨きにくいから虫歯ができやすい」とか
「裏側は唾液の自浄作用によって虫歯ができにくい」とか
どちらが正しいのか、私にはよくわからない。
ただ、私が使っているインコグニートという装置は
歯の裏側を覆う面積が大きいので、その分、虫歯になりにくい、らしい。
あと、今のところ、個人の実感としては、
矯正を始めたからといって、虫歯ができやすくなったようには感じられません。
歯磨きを真剣かつ丁寧にする必要が出てくるから
誰でも矯正を始めると虫歯になりにくくなるんじゃないの? 
とも思うのだけれど、どうかなぁ。

ちなみに、先述の友人は、
私が非抜歯で治療していることを伝えたら
「それならいいかも知れんけど」と言っていました。

うーん、まぁ、歯並びに限らず、何でもそうだけれど、
いろいろな考え方の人がいて当然だよね。
ちょっと新鮮な気持ちになりました。
とりあえず私はこのまま突っ走るよ!
歯列矯正

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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