今月、他部署のベテランの方が2名、退職されました。
ひとりは、たぶん私よりもお若いと思うけれど、もう10年も勤めていたそうです。
はっきりと告知されてはいませんが
伝え聞くところによると寿退社だそうなので、よかったよかった。
ただ、私自身はあまり接点はなかったけれど、うちの部署とは仕事が近いので、
会社を去られるのはやっぱりちょっと不安だなぁ。
彼女の退職に関しては、先月の早い段階からうちの部署にも伝えられていて、
その仕事の後継には、うちの部署の新人ちゃんが就くことになりました。
しかし、新人といっても入社2年目の子で
やっと仕事もひととおり覚えて慣れてきた頃だと思うのに
こんなふうに異動が決まって、何だか何だか、何だかなぁ。
そもそも、人手不足に悩むうちの部署で、やっと久しぶりに育った新人なのに
他部署の応援をしなくてはならないなんて、
いまいち納得がいかないのですが。むうう。
というか、異動させられた本人がちょっと可哀想だよ。
今まで覚えた仕事が無駄になる、とは思わないけれど、
何でこうなっちゃうんだろう。
仕方がない、とは割り切れない気持ち。
そして、もうお一方は、定年退職と思われます。
これもまた、はっきりと告知されなかったのだけれど。
(何で隠すんだろう、ということまでいちいち不透明な我が社)
後者の方の退職については、今日初めて知らされたので
ちょっとびっくりしましたが、
どちらも円満退社(たぶん)なので、その点だけはほっとしています。
突然辞める人の姿に慣れてしまっているので(……)。
仕事の話をすると、私がこのまま続けていけるのかどうか
心配されることが多いのですが、
私自身は、今のところ、積極的には辞めることを考えていません。
昨年とか特に、一時期は
「もう、いつでも辞めたらァ!」とイライラしっぱなしでしたが
年明けのごたごたを乗り切って以来
怒りが一周回って悟りの境地に達しました。
沈みかけたこの泥船を、最後まで見届けてやろうじゃないか。
不満も不安も多いけれど、目の前の仕事自体は、とても楽しいのです。
自分のペースで進めていける、ちまちました作業が、私には合っているのだと思う。
「えっ、もうお昼?」とか「えっ、もう定時?」とか、
気付けば夢中になって、いつも時間があっという間に過ぎていきます。
これはすごいことだと思うよ。
不況の影響を真っ先に受ける広告業の端くれなので
震災の余波で今後どうなるかはわかりませんが、
会社が存続している間は、身体に気を付けて、がんばろうと思います。