先日録っておいた「クィーン」を鑑賞。
2006年公開の、ダイアナ元皇太子妃の事故死(1997年)に揺れる、
イギリス王室を描いた作品です。
すごいなぁ、これ。
主人公はエリザベス2世とブレア首相なのですが、
公開当時は女王陛下もご健在だったのに、
こんなドキュメンタリーっぽい映画、作れちゃうんだ!? って。
日本でも、歴史ドラマなどで歴代天皇が登場することはあるものの、
現役の、というか今上天皇についてはさすがにまだまだ、
という暗黙の了解のようなものが存在していると思うのに。
それはともかく、ダイアナ妃やあの事故については、
私も当時から知っているけれど、
それがイギリス王室にとってそれほど「大事件」だったとは、
この映画を見るまでほとんどわかっていませんでした。
でも、女王が当初ノーリアクションを貫こうとしたのは、
間違っていなかったとも思うんだよねぇ。
離婚して王室を出ていったのだから他人で私人、という判断と、
それでも孫たちの母親である、という事実……。
王室の「冷たい対応」に不満を募らせた国民から、
ついには王室廃止を求める声も高まっていく中で、
首相やその周囲は国民の心に寄り添い、
まさに期待されるとおりの対応をして、
人気や支持を集めようと画策します。
でも、首相自身は次第に女王の葛藤にも気付いて、
王室がその危機を乗り越えられるよう尽力する……、
という物語です。
見始めた当初、「難しい話だったらどうしよう」
とうっすら不安もあったのですが、
いろいろと疎い私にもとてもわかりやすくて、
気が付いたら夢中になって最後まで見届けていました。
最終的に、2人がまるで戦友のような雰囲気になっているのが、
すごくいいなぁ、と思いました。
