「出禁のモグラ」の4〜7巻を読みました。
いやー、詩魚(しお)ちゃん、いいキャラだなぁ、好きだなぁ!
7巻収録の京極さんとの対談で、作者が彼女のことを
「(「鬼灯の冷徹」の)シロと同じ気持ちで描いている」と語っていましたが、
ものすごーく、腑に落ちました。すとーん、って。
だから好きなのかもしれないなぁ。
そういえば、シオとシロで、語感も似ていますよね。
最初からそれも込みで命名されたのか、ただの偶然なのか、ちょっと気になる。
そうそう、詩魚ちゃんが数学の苦手な点を語っていたけれど、
なるほどねぇ、確かにねぇ、って思いました。
文章題って時々、ツッコミ入れたくなるようなのもありますもんね。
あと、「サイン・コサイン・タンジェント」は叫びたくなるの、わかる〜。
必殺技っぽいよねぇ。
でも私は、「暗記科目の苦手な文系」だったので、
覚えることの少ない数学は気が楽だったなぁ。
学者さんとか専門家が扱うような高等数学でなければ、
算数や数学って、問題自体がもう答えみたいなものだから、
あとはそのまま解くだけで、あんまり頭使わなくて済むし。
今回、夏祭り編(双六編)の途中で終わってしまったので、どきどき。
こういう化かし合いとか心理作戦って、見ているとハラハラしてしまう。
それにしても、この方の描かれるキャラは、ヒトもバケモノもみんな、
人間くさくておもしろいです。