「烏は主を選ばない」

NHKで放映していた「烏は主を選ばない」が、先日で最終回でした。
（↑上の書影は原作小説のシリーズ第1巻）
やー、おもしろかったな〜。
これ、原作はまだまだ続いているようだし、
聞くところによると「ここからが本番」らしいので、
いつか続きもアニメ化してほしいなぁ。

というわけで、ここから先はネタバレありの感想メモです。
前半のお嫁さん選び編（？）は、とにかく最後、
あせびちゃんにびっくりさせられたよねー！
だってさぁ、あの子、字幕が緑色だったじゃん？
3番目の重要人物、ってことじゃん？
「なるほど、この子が最終的に選ばれるんだろうなぁ、
　可愛いし優しいし、いい子っぽそうだし、なるほどねぇ」
とか思っていたのに、すーっかりだまされたわよ！

しかも、あれ、本人は全く悪気なさそうなのが怖くて怖くて……。
若宮にはっきり「嫌いだ」と言われても、「？」って、きょとーんとしてて……。
彼女、あの後はお里に下がったのかな、と思っていたのですが、
さっきちらりとwikiを見てしまったのだけれど、再登場するんだ！？
（パッと目に入ってバッと閉じたので、具体的にいつかはわかりませんが）
うわぁ、それって、またきっと何かやらかすんじゃないの……？
怖い！　怖い！！　……でもちょっと、楽しみでもあったりする……。

そして後半の猿編（？）。
この物語はシンプルに「和風異世界ファンタジー」だと思っていたら、
ええー、そんな、そういうこと……！？
いや、異世界ファンタジーというのはそうなのだけれど、
人間界と地続きっていうか、そういう関係なんだ……！？
こういう仕掛け、おもしろい！

それにしても雪哉（主人公）、これからどうなるんだろうね。
これからは正式に若宮の忠臣として、がんばるぞー！
……みたいな話じゃなさそうだもんね。
何かまた、あっと驚かされるような展開が待っているんでしょ？
原作既読の方々からの、
ネタバレに配慮しつつも内心が丸見えなアドバイスをたくさん目にして、
だいぶドキドキしています……。

ところで小梅ちゃんは、これで出番は終わりかなぁ。
彼女自身が疑われていた時期もあったけれど、
両親（特に母）に振り回されていたようなものだから、
穏やかに幸せに暮らせるようになっているといいのだけれど……。

あっ、そうそう、毎週、エンドカードがとても素敵でした！
EDテーマもきれいな歌だったなぁ。
私、ワルツ（3拍子）が好きなので、
それもあっていつもうっとりと聴き惚れていました。

このアニメ、最初のうちは絵柄がちょっと古臭く感じたけれど、
動いていると気にならなくなったし、見始めてよかったです。
とにかく続きを！　続きをお待ちしていまーす！