会社の近くの銀杏並木が、続々と撤去されています。
先々週あたりだったかな、ある朝の出勤途中に、
見慣れたはずの風景に違和感があってふと顔を上げたら、
歩道脇に点々と植えられていた銀杏に異変が起きていることに気付きました。
どれもこれも、地上から3、4メートルくらいの高さで伐採されてる!?
突然、何で??
……と思ったけれど、1本1本に何やら貼り紙がしてありました。
どうやら枝が伸びすぎて信号が見えづらくなったり、
根っこが伸びすぎてアスファルトを盛り上げたりするなど、
管理が大変になってしまったが故の対策、とのことで。
枝が全て打ち落とされて、ほとんど丸太になって地面に突き立っていて、
これからはずっとこの状態なのかな、現代アートみたいではあるけれど、
と思っていたら、この処置は撤去の下準備だったらしい。
先週半ばからは、根元から掘り返されてどこかへ運ばれていった跡が
少しずつ増えていっています。
交通安全は大事だし、管理する手間や費用を抑えたいのはもちろんわかるけれど、
やっぱりちょっと淋しいな。
確か、銀杏って火事の時に燃えにくいそうで、
現代日本だとどれくらいの効果があるかは不明ですが、
そういう、おまじない的な、願掛けのようなものも勝手に感じてしまって、
今まで、お勤め、ご苦労様でした! ……な気持ち。