「第21話:今、できることを」(機動戦士ガンダム 水星の魔女)

 2023/06/15 Thu

水星の魔女

水星の魔女 ほとんどの視聴者が思ったことだろうし
ネット上でも溢れかえっていた感想だけれど、
私もそうだったのであえて言っておく。
「ラウダくん、そっちーー!?」

と、と、とりあえずペトラちゃんが一命を取り留めていて、よかったです……!

ラウダくん

「ミオリネ……!」

ラウダくんの怒りの矛先が、スレッタじゃなくなった……!?
そこはいつもの「水星女ァ!」じゃないの??
……と最初はそりゃもうびっくりしたけど、
でも、直近の流れだとか、そもそも遡って考えてみると、
ラウダくん視点ではミオリネが元凶になる……のかな?
正直、わかるようなわからんような……。

ああ、でも、スレッタが花婿の座から解放(というよりむしろ追放)されて、
それでも温室の手入れを続ける姿を見た時に、
彼の中では「憎しみの対象」から「自分と同じ『空っぽ』な奴」へと
認識が大きく変わったんだろうね。
「お前が来てからおかしくなったんだ、何もかも」とは言っていたものの
「お前のせいで」とは一度も言っていなかったし、
じゃあ、誰のせい? 何のせい? って考えてみたら、
ミオリネに行き着いてしまうのも、当然っちゃ当然なのか。

学園襲撃はミオリネが地球に行ったことがきっかけで
(少なくとも、ニュースを見ている限りではそう思えちゃう)、
ホルダーの座を奪われた兄に対して父親の当たりが厳しかったのも、
ミオリネとの婚約が関わってきた影響だろうし。
あと、単純に、兄と婚約関係になっていたミオリネが
それを少しも喜ばず、受け入れず、兄を罵倒していただろうことも
ラウダにとっては不愉快極まりなかったんじゃないかなぁ。
……ラウダくん、もともとミオリネのこと、めっちゃ嫌いだった?

仲良く喧嘩しな(トムジェリ?)

ただ、でも、ミオリネに怒りを募らせていたのは、
やっぱりグエルくんとの兄弟喧嘩を無意識に避け続けた結果じゃないかなぁ。
避けるというか、恐れているというか。
だから、今回は2人の喧嘩回だろうな、と期待していたのですが、
……、しなかったですね……!?
ていうか、前回のVSシャディク戦のあと、この兄弟、顔を合わせてない可能性も……?

私の脳内第21話アバンは、
爆散ダリルバルデからくるくるポーン脱出したグエルくんが、
ラウダくんの待つお船(ジェターク寮艦?)に戻って来るシーンで始まっていました。
んで、ラウダくんがガシッと襟首つかんできて
「父さんのことも、あの妙な機体のことも、
 どうして僕に一言も教えてくれなかったんだ、兄さん!」
ってすごい剣幕て泣き怒ってたり、
言い返したりせず黙って、されるがまま殴られるままになっていたりする
グエルくんの姿を勝手に想像したり、していました。

でも、もしかしたら、グエルくんは宇宙空間で自分をキャッチしてくれた
フロント管理社(だったっけ?)経由で本社に戻ったのかな?
だから、この兄弟、VSシャディク戦の直前のやり取り以降、
会っていないのかも、と思ったのですがどうでしょうか……。

学園内に仮設住居が立ち並んでいて、
でも、非常食っぽいのにはみんな飽きていて、
そろそろシャワーも浴びたい頃で(以上、モブ生徒の台詞などから)、
あと、ミオリネさんが地球から帰還していることを合わせて考えると、
ノレアが暴れたあの日から最短でも2、3日は経っているのかな、
と解釈しているのですが、合ってるかな、これ。
(アドステラの常識や技術レベルがわからないけど、
 仮設住居はもっと手早く設置できるのかも?)

それはともかく、たぶんだけど、
ラウダくんはまだペトラちゃんに再会していないのではないかと。
フェルシーはずっと付きっきりでいると思うので、
彼女がああ言ってるなら、病室には行ってないよねぇ。
えっ、じゃあ、ずーっとあの格納庫にいるのか……?
いや、でも、ラストで寝ちゃってるフェルシーに
ブランケット(?)掛けてあげたのはラウダくんかもしれないし……?

シュバルに乗るの? 乗らないの?

シュバルゼッテを睨みつけながら「ミオリネ……!」ってやってたから、
これに乗ってミオリネと戦うの!? って一瞬わくわくしちゃったけど、
「ミオリネ(株ガン)との合同開発であるガンダム」(ラウダ視点)なんて
嫌悪の対象でしかないですよね?

あと、何か事を成すなら、使い慣れた自分専用の機体の方が良いに決まってるし
(彼のディランザは、まだ学園にあるんだっけ?)、
そもそもよく考えたら、ミオリネはパイロットじゃないんだから
MSで対峙するというシチュエーションなんてありえないし、
本気で殺したいほど憎悪を募らせているなら
ナイフかピストル持って生身で突撃すれば済む話ですよね。
その方が、早くて確実。
今は周りにラジャンさんとかケナンジさんとかグエルくんとかいるので、
未遂に終わるのも確実ですが。

んで気付いたんだけど、もしかして、
「グループ総裁の暗殺未遂」というヴィムの過去を、
ミオリネ&ラウダくんで再演しちゃう、ってことですかね?
そして、止めに入ったグエルくんと晴れて思いっきり兄弟喧嘩して、
家族間の問題の解決へ向かう、っていう流れを予想しているのですが、
うーん、どうなるのかなぁ。

そして、シュバルゼッテに乗るのはやっぱりグエルくんになるのかな。
こないだダリルバルデが爆散しちゃったし、
初見の機体でもとりあえずの操作ができちゃうくらい(←第15話より)
優秀なグエルくんなら、いきなりラスボス戦とかでも余裕でしょ。
これに乗ってスレッタを助けたりクワゼロ阻止したりするのかな、
と自分なりに予想が固まっていたのですが、
シュバル、2機(2種類)ある可能性も浮上してきて、えええええ?
(↑形部さんのツイートより)
(あの差分は、開発中と完成形の違いだと思っていたけど、別個の存在?)

ラウダくん、ランブルリングの時はすぐにやられちゃったし、
本編中ではパイロットとしての活躍の場がまだ与えられていないので、
兄弟喧嘩イベントを無事にこなしてからは、かっこよく共闘してほしい。
兄弟機で兄弟で出撃、って、めっちゃ燃える。
えー、見たい見たい! 絶対カッコイイ!

ディランザもちゃんと兄弟それぞれに専用機を作ってくれたヴィムだもん、
次世代コンセプトモデルであるシュバルゼッテも、
グエルくん用とラウダくん用、準備してくれてないかなぁ。
ダリルバルデに相当するラウダくん専用機、なかったみたいだから、
その分、こっちは兄弟平等に開発を進めてくれておいたり、しないかな。

ペトラちゃん

何はともあれ、生きててよかった。
まだ危険な状態らしいので、全く油断できませんが(どきどき……)。
ただ、下半身が写されていないので、
何か大変なことになってやしないかと不安になってしまう……。
だっ、だだだ、大丈夫ですよね……!?

左目あたりも何か処置されてるっぽいから、
びっくりして前回の崩壊直後を見返しちゃったけど、
あの時点では目に見えて大きな怪我はしていないような……?

あっ、ちなみに、あの直後におそらくスレッタがペトラを助けたことは、
ジェターク寮生にはまだ知られていないと思うんだけど、どうかなぁ。
「ペトラを救ったのがスレッタだから、怒りの矛先がミオリネに変わった」
っていうご意見を見かけたのですが、
あの時の現場はきっと大混乱で、
スレッタも自身にできる最善を尽くしただろうけど、
到着したプロのスタッフ(救助とか医療とか)に状況を伝えたとしても、
それが患者(ペトラ)の関係者にスムーズに伝わったとは思えない。
カミル先輩からラウダくんへの通話、たったの40秒だったし、
「落ち着いて聞いてくれ、学園でまたテロが起きて、ペトラが危険な状態だ」
って最低限の情報しかもらってなさそうな気がします。

グエスレ&ラウペト

ラウペトが実際どういう関係なのか、
本編中では決定的な描写がないので視聴者の間でも解釈が分かれているようですが、
ペトラがラウダくんのことを好きなのは確実だし、
ラウダくんにとっても、学園襲撃であれだけショックを受けたり
ミオリネを恨んだりしていることから、
ただの後輩として見ているわけではない、と思います。
(すでに恋人同士になっていたかもしれないし、
 重傷と聞いて動揺して、ようやく自分の気持ちに気付いた、というのもアリ)

自分にも家族(兄)以外に「大切」と思える存在ができて、
兄にとって水星女が「大切」であるということも前からわかっていて
(グエルくんが本気だということ自体は否定していなかったよね?)、
それなのに兄さんは、会社の立て直しのために
好きでもない女(ミオリネ)と婚約関係に戻って、
父さんが否定し続けたガンダムも共同開発してて(ラウダ視点)、
兄さんは僕には何も相談してくれなくて……、
って、これだけいろいろ積み重なったら、ああなっちゃうのかなぁ、って。

個人的には、グエルくん&ラウダくんの兄弟喧嘩の場にスレッタも飛び込んで、
「ペトラさん、ラウダさんとデートするの楽しみにしてました!
 好きなとこ連れてってもらうって、ランチもディナーも両方アリで、って!」
とか叫んでラウダを動揺させて、かつ冷静にさせてほしいし、
いつか意識を取り戻したペトラちゃんがそれを聞かされて
「ほんっとムカつく! あの水星女!」
って真っ赤になって怒ったり照れたりしてくれたら最高ですね。
(隙あらばグエスレ&ラウペト語り)

CEOな彼ら

グエルくん

グエルくん、心配して学園にも顔を出してくれないかな、
と期待していたけれど、
シャディク逮捕で自動的にミオリネが新総裁に就任したら、
まぁ、忙しくて本社を出られないのも仕方ないか……。

今回、彼には目立った見せ場はなかったけれど、
シャディク&ミオリネ双方の気持ちにたぶん気付いていたと思われる彼が、
2人が話をできるように取り計らってくれたのは、優しいなぁ、と思いました。

あと、失意のどん底にいるミオリネに声をかける時、
床に屈んで目線を合わせている姿も、いいなぁ、って。
こういうの、
もともと後輩とか寮生とか「身内」認定していた相手にはやっていたのか、
学園出奔からのあれこれを経て身に付けた接し方なのかはわからないけれど、
これまでに誰かからそういうふうにされた経験があったんだろうな、
それは彼がまだ幼かった頃のヴィムだったのかもしれないな、って。

1を聞いて10を妄想するタイプのオタクなので
どうしても自分の願望が特盛になってしまいますが、
やっぱりヴィムは、人として親としてダメなところもたくさんありつつ、
グエルくんには「優しい父さん」という思い出も遺していったんだろうな、
と勝手に想像して、ちょっとじーんとしてしまいました。

ところで、グエルくんがお父さんを殺しちゃった件って、
ラジャンさん&ケナンジさんには伝わってるの?
知ってはいるけど今はそれを追及している場合じゃない、って保留にされている状態?
それともスルー? 単純に把握していないのかな?
最近何度も書いた気がしますが、情報共有の度合いがどうも分かりにくくて、
時々ちょっとモヤッとしちゃうんだよなぁ……。

ミオリネさん

地球から帰って来てた!?
あっ……、帰れたのか、そうか……。
「ラストバトルはプロスペラ打倒&ミオリネ救出の2本立て」
と思い込んでいたので、ちょっとびっくり。

スレッタに(お芝居とはいえ)辛く冷たく当たるミオリネさんには
「そ、そこまでしなくても……!」と思ってビクビクしていたけれど、
やっぱり彼女は、ちっちゃくて華奢でお人形さんみたいな美しいお姿から
キレのいい罵詈雑言が威勢よくポンポン飛び出している時の方が、
元気があって安心できて、好きだなぁ。
そんで、チュチュに「あンの、クソスペわがまま女ァ!」って吠えられてるくらいが
総裁としてはちょうどいい気がします。

サリウスの提案を受け入れられなかったのは
ミオリネの甘さと未熟さの表れでもあるかもしれないけれど、
それでも、「納得がいかないままで決断をしない」というのは
大事なことだとも思うので、彼女なりに打開策を見つけていってほしいです。

ああ、あと、彼女がデリングさんから学べていないのは、
どっちかというとデリングさんが悪いと思いますよ?
前にも書いた気がするけど、最初から後継者として育てておけば、
アレとかソレとか、もう全然違っていたはず。
ただ、その場合は、テロの時にデリングさんと同じく
ターゲットにされていた可能性も大、ですが。

ところで、あなたが自身を傷つけてまで
「ガンダムのない世界での幸せ」を願っていた大切なあの子が、
今まさに最大級にヤバいガンダムに乗ろうとしてるんですけど!?
……もしかして、ミオリネの再起のきっかけ、これ(↑)だったりする?

厳しいことを言うようだけど、立ち上がれるかどうかは、
ミオリネ自身で踏ん張らなきゃいけない問題だと思う。
もちろん、誰かに助けてもらってもいいし、
1人じゃ力が足りないことだってたくさんある。
でも、最終的には、自分自身にその力と意志があるかどうかに懸かってる。

グエルくんもスレッタちゃんも、
出会いやきっかけに恵まれたり、周囲の温かさに支えられたりしながら、
ちゃんと自分の足で、前へと一歩進んだよ。
だから、ミオリネさんも、どうかまた、前を向いてね。

シャディク&ガールズ

私はシャディミオも諦めていないんだからね!(宣言)

シャディクはミオリネを守りたかったんだよね。
キレイな存在のままでいてほしかったし、
自分の汚れた一面(と彼が思い込んでいる部分)(過去とか本音とか)も
極力見せずにおきたかったんだろうな。

……とは思うのですが、グエルにぶつけた本音をあれくらいの熱量で
ちゃんとミオリネ本人に伝えたほうがよかったよ。
今からでも、遅すぎるってことはないよ。

そうそう、私、シャディクは罪を犯したから捕まるのは当然だけれど、
ミオリネ救出劇でグエルくんあたりが手を回して
彼もMSで出撃したりするのかな、と予想していました。
が、ミオリネさんはあっという間に地球から帰還したことで
単身でピンチに陥る展開もどうやら消えたっぽい……?
じゃあ、シャディクくんの最後の見せ場、もうないのかな。

彼の手錠には物理的な鎖などは見当たらず、
おそらくはパーメット技術で繋がれているようなので、
この先、オーバーライドされたタイミングで一旦は自由に行動できちゃいそうだけど、
その時、どうするんだろうね。

それから、彼からガールズに対する
「彼女たちへの罰は軽くしてほしい」っていうのが、
サリウスからミオリネの
「責任を全て我々に押し付けて、被害を最小限にするのだ」
と呼応しているんだよね。
似たもの親子だ、っていうご意見をたくさん見かけて、
ほんとにそうだなぁ、そっくりだなぁ、と思いました。
サリウスも、デリングの暗殺計画に乗ったりしたし、
完璧な父親ではなかったけれど、
血の繋がりはなくても愛情の深さは感じられて、
この2人の出会いとかも、できればもっと見たいなぁ、と思っています。

スレッタ&地球寮

スレッタちゃん

私、第19話のラストで
「地球の騒動は、お母さんがやったんだ」と気付いたはずのスレッタが、
第20話で「お母さんを止めに地球に行きます!」とか言わずに
普通に授業を受けている姿が、ちょっと不思議だったんだよね。
だから、「とりあえず日常生活を送ることで、心を落ち着けているのかな」
と解釈していました。

でも、そうじゃなくて、
「お母さんにとっていちばん大切なのはエリクトだから、
 私が何を言っても聞いてくれないと思います」
って、そこまで理解してしまったのだとわかって、
あの淋しそうな笑顔が、ほんとに可哀想でたまらなくて……。

スレッタは人付き合いの経験値がまだまだ全然だけれど、
他者の気持ちに疎いわけでもなくて(グエルくんは除く)、
むしろそこらへんは聡いとも思われるので、
お母さんの愛情が自分を通り越してエアリアルに向けられていることも、
小さい頃からうっすら気付いていたのかもしれないなぁ。

それに気付かなかったふりをするために、
お母さんの「進めば2つ」を一生懸命唱えて、怖いことも乗り越えて、
いい子になろうとがんばり続けていたんじゃないかなぁ、って。

ああ、でも、自分の出自をみんなに語る時のあの空気、
地球寮のみんながスレッタの気持ちに寄り添っているのが感じられて、
悲しいけれどあったかい、いいシーンでしたよね。
地球寮には、孤児のニカやヌーノがいるし、
その他の子も、似た境遇の友人知人が身近にいるのかもしれないし、
前の「ちょっと豪勢な朝ごはん」の時もだけれど、
心に傷を抱えた誰かをそっと見守るやり方が、
すごく自然で優しいんだよね。
必要であればチュチュみたいに、ちょっと強引に引っ張り上げるけど、
すごくバランスよくて、いい仲間だよね。

トマト

生のトマトの冷凍技術について、ネット上で議論されていたけれど、
あれ、やっぱり気になったの自分だけじゃなかったんだ……。
まぁ、きっとパーメットが何とかしてくれたんじゃないですかね(投げ槍〜)。

それはともかく、あのトマト配りを「愛を分け与える」と解釈されていたり、
「愛のリンゴ」というトマトの別名を知るきっかけになったりして、
ほんとうに、知識のある方の感想はおもしろいなぁ、すごいなぁ。

愛は、与えれば与えるほど増えていくものだよ。
スレッタが母親から与えられたものは、愛ではなかったかもしれないけれど、
受け取ったものを自分の心で大事に育てて、
周りのみんなに分け与えられるほどになったんだよ。
これって、すごいことだよねぇ。
スレッタ、えらいねぇ、いい子だねぇ……。

ガンダム・キャリバーン

名称も画像も伏せられていた「新商品B」って、これかー!!
残り3話というこのタイミングで、新機体!
しかも、「化け物」とか「データストームのフィルターなし」とか、
えっ、ヤバいやつじゃん! スレッタ大丈夫!?
でも、苦しみながら戦うヒロインの姿はちょっと、だいぶ、正直、見たい……!!

水魔女がシェイクスピアの「テンペスト」を下敷きにしているという話は
放映当初から有名で、
そちらに詳しい方々の解説や考察には何度もお世話になっていますが、
そうか、キャリバーン、ガンダムとして登場するのかぁ。

しかも、この「キャリバーン」って、あのエクスカリバーの別名でもあるそうで、
あのわけわからん巨大要塞「ゼロ・クワイエット」に唯一対抗できそうで、
何このダブルミーニング! めっちゃイイ! カッコイイ!!
もともと基本が設定モエの私なので、これだけでごはん3杯もりもりです。
まぁ、現時点ではあくまで、他のみなさまによる考察とか推測ではありますが。

データストームを回避するための鍵は、ただシンプルに「対話」なのだと思います。
ベルさんと話をしている時に、久しぶりにきらりと瞳を煌めかせたスレッタの描写が
具体的に何を指しているかはまだ不明ですが、
もしかして、そのことに気付いたのかな。どうかな。

あと、普段からエアリアルと「おはなし」していたスレッタは、
例えばダリルバルデに乗ったりした時も普通に話しかけたりしそうだな、
などと前から思っていたので、
データストーム回避云々を考慮しなくても、キャリバーン初搭乗時は、
初めましてのごあいさつから自己紹介まで、やってくれそう。
(可愛い! 絶対可愛い!)

上の方では、苦しみながら戦うヒロインにちょっとハァハァしちゃったけど、
スレッタがあんまり苦しむのもイヤなので、
キャリバーンと完全同調してダメージなしで戦う
かっこいいヒロイン・スレッタの姿を早く見たいです。
もしかして、エリクト以上にデータストームに同調すると、
あの有機的な模様の青痣が、ED映像のシェルユニット風の
機械的な紋様に変化したり、するのかな。

寮長マルタン

こういう、本来はちょっと気弱な子が勇気を出したり、
一生懸命に務めを果たそうとする姿は、グッときますね。
かっこいいよ、マルタン。
ニカとの穏やかな会話とか、「もう二度と仲間を1人にしたくない!」宣言とか、
強くも万能でもない彼だからこその優しさと、
反省を成長に繋げられる賢さを感じられて、好きです。

彼が寮長になった経緯は不明ですが(先輩からの指名? みんなの投票?)、
選んだ人の目は確かだったのだなぁ。

5号くん

まだ学園内にいたー!?
えっ、あれからどうやって!?
もしかして、あの現場から宇宙へ飛び出す前に脱出していたのかな?

それはともかく、動物たちのすぐそばでごはんもぐもぐしてて、
この子、きっとラストまで生き抜いてくれそうだな、という安心感を得ました。
彼が行きたいところというのは、ノレアが絵に描いた、あの場所のことだよね。
それとも、自分たちを使い潰そうとしたペイル&議会連合に
殴り込みに行くのかな。
どっちも、な気がしますが、私も全力で応援しますよ〜。

しかし、彼、ファラクトに乗らない宣言をしていますが、
じゃあ、何に乗るんだろう?
MSには乗らないで協力? 付き添い?
まぁ、それでもいいけど、何だかんだでまたファラクトに乗りそうな気もするなぁ。

次回、いよいよ彼から4号くんの顛末が語られそうで、
それを知らされるスレッタの心が心配だけれど、
やっぱりわくわくしてしまいます。
ついに、ついに……!
この時を待っていた……!

……でも、5号くんよりベルさんの方が詳しそうなんだけどね。
強化人士同士は、もしかして表舞台に出る前は、共同生活してたりするの?
はー、もう、今すっごいドキドキしてますよー!

クワイエット・ゼロ

超巨大要塞

何か、急にガンダムっぽくなってきた!(最初からガンダムです)
思っていたよりスタッフが大勢いるみたいで、
あれってみんな、オックスアースの(ヴァナディース寄りの)残党のみなさん、
っていうことなのかなぁ。

真面目な話、あんなのどうやって倒すんだろうね。
プロスペラを倒しても、ゴドイさんが立ちはだかりそう。
というか、仮にスレッタがプロスペラの説得に成功しても、
ゴドイさんがプロスペラを処分して計画を強行しそうなんだよね。
そんな雰囲気、しませんか。

ルブリスAIの行方

一時期よく見かけた、
「あのエアリアルの中の少女は何者であるか」問題、
やっぱり私は、「ルブリスAIがエリィを模倣している存在」だと思うなぁ。
  • プロスペラの言うとおり、エリクト・サマヤの生体データ
  • エリクト・サマヤの生体データとルブリスAIの混ざったもの
  • ルブリスAIがエリィを模倣したもの
という、大きく分けて3つのパターンがあるとして、
この3つめではないかな、とずっと疑っているのですが、
この場合、本人(本人?)に自覚があるかないか、というのも
けっこう重要かな、と思いまして。

その昔、TRPG「妖魔夜行」にて、
「本人を慕うあまり、自分がその想いから生まれた存在(妖怪)であることを忘れて
 本人だと思い込んでしまっている」
というNPCが登場して印象的だった……、ような気がしているのですが、
記憶が曖昧すぎて、それが内輪のセッション内の出来事だったか、
それとも小説版のどこかの話でそんなキャラがいたのか、もうわからない……。

ともかく、プロスペラが「愛しい我が娘」だと思っているのは
実はそうではなかった、ってオチだったらどうしよう、
それはあまりにも残酷だけれど、ありそうで怖いな、って……。
いやー、どうなんでしょうねぇ……。

エアリアル(エリィ)にとってのキャリバーン

あなたが心を鬼にして突き放してきたはずの妹さん(暫定)が、
今まさに最大級にヤバいガンダムに乗ろうとしてるんですけど、
どう思われます?

ていうか、乗せたのが議会連合の人間だと知ったら、
ますます大暴れしそうじゃない?
そして、まだ詳細がよくわからないのですが、
ルブリスとしての記憶や知識があるなら、
キャリバーンってどんな存在なんだろうね。
うっわー、盛り上がってまいりましたァァ!!

今後の展望・願望・妄想etc.

水星の魔女

「化け物」キャリバーンと仲良くなって、乗りこなしたスレッタちゃんには、
いつかのソフィみたいに
「私はスレッタ・マーキュリー、『水星の魔女』です!」
って高らかに宣言してほしい。
GUND技術の可能性と、データストームによって失われたたくさんの生命と、
魔女と呼ばれた人々のこと、そして自分の出自などなど、
いろいろな過去を全部ひっくるめて受け止めて、
それでも自分自身の存在とこれからを肯定して、あえてそう名乗ってほしい。

……作品タイトルを主人公が回収するのってかっこいいな、っていうのと、
この第21話の時点では
事態を収拾するためスレッタが犠牲になろうとしているかに見えるので、
それを吹き飛ばすくらい強気なオーラを漂わせてほしい、
という願望が主ですが、だめかなぁ。

そういえば、そもそもこの作品における「魔女」の定義が
実はちょっとよくわかっていない部分もあるのですが。
ガンダムに乗っていたり、GUNDに関わっていたりする人たちのこと、
というゆるっとした解釈でよろしいのでしょうか。ちょっと自信ない。

まぁ、普通に考えたらこのままプロスペラがラスボスになりそうだし、
「水星の魔女=プロスペラ・マーキュリー」ってことになるのかなぁ。
それとももっとシンプルに、
「水星の魔女=水星から来たガンダムに乗っている女の子=スレッタ」
みたいな軽い意味付けなのでしょうか。

ちょっと前に、地球寮へ嫌がらせされた時とかは、
「魔女」って呼ばれて戸惑っていたように思うけど、
俗に言う「パーメット根性焼き」で過去の経緯を知った今では、
もう、スレッタもいろいろ思うようになってきたのかなぁ。

EDの九芒星

新機体キャリバーンの登場で、ED映像にも新たな解釈ができるようになって、
今、とてもわくわくしています!
これまでは「スレッタにエリクトが流れ込んで乗っ取られるの!?」
と不安かつ不穏でしかなかったあのへんの流れが、
「キャリバーンと完全同調して真の魔女として覚醒したスレッタ」
を暗示している……かもしれない、のですよね(あくまで推測)。

ということは、もしかしたら、
あの意味深な9本の手によるピースの星形は、
「パーメットスコア8のエアリアルによるオーバーライドを
 パーメットスコア9のキャリバーンがさらにオーバライド」
っていう展開を意味していたりするのかなぁ。

エピローグはたっぷり見たい

最終決戦後のキャラみんなの行く末がとても知りたいので、
できればエピローグには時間をかけてほしい。
最近のプリキュアみたいに、エピローグに丸々1話かけてくれてもいい。

となると、残り3話のうちあと2回でクワイエット・ゼロを止めないといけないね。
できるかな? 大丈夫かな?
やっぱり最終話Bパートまで戦闘してる感じかなぁ……。

求む・地球寮マークのシンプル系グッズ

ホルダーとかアスティカシアとかジェタークとか、
マークをモチーフにしたシンプルめのグッズはいろいろ出ているけれど、
そういうのに地球寮は含まれていないことがほとんどです。

私はこの作品に登場する全てのロゴマークの中で
地球寮のアレがいちばん好きで美しいと思っているので、
新商品情報とかを見ても
「また地球寮が入ってないィィ!」とギリギリしてしまうことが多くてしょんぼり。

いや、「地球寮マークを使ったグッズ」自体は、ないこともないんだけどね、
もう、いっそのこと、あのマークだけのキーホルダーとかがほしいわけよ。
Tシャツにワンポイントであのマークだけ、とか。
他の英文とかは何も入れなくていいからさぁ。

この様子だと、番組終了後もグッズ展開自体はそれなりにありそうだから
のんびり待つことにしますが、
出ないかなぁ、どうかなぁ。

魔女ラジ

ペイル寮ラジオ、聴きましたー! おもしろかったぁ! キャッキャッ!
冒頭のエランくん×3の名乗りからしてもうおかしい。キャッキャッ!

ところで、これ、次回放映日の回はシャディミオなんですよね。
ということは、シャディミオシーン、何かでっかいやつ、来る!?
そして、この流れでいくと、もしかしてその次はグエスレだったりする?
ということは、グエスレシーンも期待していい感じ? いい感じ!?

……最終話放映日は、やっぱり締めとして
レギュラーのスレッタ&ミオリネだと思うのよね。
だから逆に、こういうの、逆算して勝手にどきどきしちゃうのですが。
どうか、いい意味で当たりますように。
どちらか、あるいは片方だけでも、退場なんて許さないんだからー!

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