以前、悪性リンパ腫にかかった母方のいとこについて書いたことがありますが、
彼が再び闘病していると知って、じんわりとショックを受けています。
発症当時はドバイに赴任していて、
叔母夫婦(=彼の両親)もしょっちゅう看病のために出かけていましたが、
2年ほど前に完治したと聞いて、母と一緒に喜んでいました。
でも、悪性リンパ腫には大きく分けて3種類あって、
「治る見込みの小さいもの/再発しやすいもの/再発しにくいもの」のうち、
いとこの場合は「再発しやすいもの」だったみたい。
今は東京で暮らしていて、昨年末から実は体調が悪かったらしいけれど、
こちらへ帰省した時も叔母夫婦には伝えず、
年明け以降に検査して再発がわかって、入院している、って……。
完治が難しい病気なのは身内としても辛いし、
ドバイにいた頃と比べれば、まだ距離は近いものの
往復するには時間も費用もかかって負担も大きいよね。
そして、母から聞いたところによると、叔母の悩みはそれだけではないらしくて。
うーん、何というか、私が又聞きした情報によると、
どうも叔父がうつ病になっちゃったっぽい、んですよね。
叔母一家はほんとうに仲良しで、
いつでもどこでも家族一緒でお出かけしていて、
以前の闘病生活では叔母と叔父が代わりばんこにドバイへ行って
いとこの世話をしたりしていたと聞いています。
でも、最近の叔父は何事にも無気力になっていて、
病気が再発したいとこ(=自分の息子)についても
「心配だな」と口では言うものの、お見舞いに行こうとはしない、
って、叔母は憤慨しているそうです。
叔父は会社勤めではなく、よくわからないけれどフリーでお仕事をしていて、
一時はやり手でバリバリ稼いでいたような話も聞いた気がしますが、
ここ数年はコロナの関係で少なからず影響もあったと思うし、
「ちょっと大変らしい」と母経由で伝わってきたこともあります。
年齢的なこととか、季節的なこととか、いろいろと積もりに積もって
心に疲れが出ちゃってもおかしくない、と思うんだよねぇ……。
ただ、でも、様子がおかしいと心配した叔母が受診を勧めても
「病気じゃない、必要ない」って断り続けているらしくて。
(まさに教科書的な反応……)
一時的にちょっと疲れているだけ、ということも十分考えられるし、
とにかく素人判断は危険なのだけれど、
あんなに家族大好きだった叔父の愛情が冷めるとも思えないので、
お見舞いに行く気力・体力がないくらい、
自分のことでいっぱいいっぱいな状態なのではないかなぁ……。
口出しできる立場ではないので、
ここらへんの推測は母にちらっと言ってみただけですが、
うーん、どうしたらいいんだろうね……。