先日録っておいた「泣きたい私は猫をかぶる」を鑑賞。
たまたまTV放映のCMを見るまで、存在すら知らなかった作品ですが、
「ペンギン・ハイウェイ」のスタジオコロリド制作ということで、
興味がわいて即予約しておいたものです。
けっこうおもしろかったけれど、
自由奔放に見えるが実は内面に複雑なものを抱え込んでいる、
という美代ちゃん(主人公)の姿が、見ていて少し辛いものもあったなぁ。
わかりやすく荒れていたり落ち込んだりしている子よりも、
平気そうだったり強がっていたりする子の方が、もっともっと心配になるよ。
あと、日之出にめろめろな姿は微笑ましくもあるものの、
そもそも何で好きになったのかこちらにはよくわからないまま
ガンガン突撃していくので、
序盤とか、あんまり感情移入できないまま話が展開されていくように感じました。
まぁ、でも好きって気持ちは自分でも何だかわかんないものだし、
まだ中学生だもんな、この子たち。
そうそう、作中には猫になった美代とか、
元人間だった猫さんたちなどが登場しますが、
とにかく太郎(=美代)が可愛い!
うちにも来てほしい〜!
ところで、さっきWikiで知ったのだけれど、
薫さんは新しいママというわけではなくて、
「同居して家事を手伝っている女性」なの!?
それは……、それは美代ちゃんも複雑だろうなぁ。
ん? え? じゃあ、パパさんとは恋愛関係とかではないの?
その準備段階として住まわせてるの??
ちょっと、そこらへんが新たな謎として浮上してきてしまいましたよ……?
まぁ、でも、全体的にはさわやかな青春ファンタジーでした。
美代たち4人には、これからも仲良くしていってほしいな、と思いました。