「夢パフューマー麗子」のブースでは、
みかんに見立てたボールを悪夢に投げつけてやっつけろ!的な
ミニゲームが楽しめるのですが、
その空間にちゃんとみかんフレイバーが漂っていて
「れ、麗子……!」って感じでした。
「曜変天目ディスコ」は、この写真はちょっとへたくそなのですが
もっとちゃんとディスコっぽく光ったりしていましたよ。
♪るりっるりっ! あわっあわっ!
そうそう、「特急三日月宗近」のブースはミニシアターになっていて、
腰掛けてちょっと休憩したり、いくつかの動画を楽しむことができました。
「風神雷神図屏風デート」のところの金屏風には、
他の作品のキャラもあれこれ描き込まれています。
下のリンク集では割愛していますが、確か全部で6作品分だったかな?
以下のリンク集の中では、私のイチオシは「風神雷神図屏風デート」です。
♪どこだって キンキラ☆
[びじゅチューン!] その天女、柄マニアにつき
年に3日しか公開されない「国宝・吉祥天女像」(薬師寺)が発想の源。その衣装をよく見ると「ダイヤ」「団子」「花」「ストライプ」と4種類の柄物を重ね着していることから、吉祥天女を「柄マニア」の女性だと想像。薬師寺メンバーに柄物を着るようにすすめる愛すべき人柄と、天女を温かく見守る薬師寺メンバーたちの日々を描く。
[びじゅチューン!] ナルキッソス天気予報
発想の源となった作品は、カラヴァッジョ「ナルキッソス」(ローマ・バルベリーニ宮国立古典美術館)。水鏡に映る自分の姿を見てうっとりしているナルキッソスが、もし他人のために何かする職業についたらどんなことが起こるのだろう?たとえば・・・気象予報士とか?と発想しました。井上涼さん本人が1オクターブ差で歌って声を重ねています。これは“映り込みとのデュエット”を意識した演出です。
[びじゅチューン!] 夢パフューマー麗子
発想の源は、岸田劉生「麗子微笑」(東京国立博物館)。描かれた麗子は、画家の愛娘。5歳の時から多くの絵のモデルとなった。ポーズも、立ったもの、座ったものなど多種多様。この絵では、暗がりで遠い目をしている麗子。手に青いミカンを持って、彼女は何を見ているのだろう?いろんな人が見る夢を見張っているのかもしれない。誰かの夢が悪夢になろうとするそのとき、ミカンを夢めがけて投げつけ、夢の後味を変えるのではないか?と想像した。
[びじゅチューン!] 風神雷神図屏風デート
江戸時代の絵師・俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」(建仁寺所蔵)が発想の源。画面からはみ出しそうな勢いで、風神と雷神が同じ地点を目指して急いでいる。これは「デート」に違いない!と歌が生まれました。
[びじゅチューン!] 特急三日月宗近
刀剣「名物・三日月宗近」(東京国立博物館所蔵)が発想の源。この刀剣、見るからに「速そうな」形をしている。電車でいうと特急とか新幹線くらい?夜を想わせる“三日月宗近”だから、これは夜走る電車なのかも。ものすごく速いので一晩でジャカルタとかまで行って帰ってこれる。会社や学校でイヤなことがあっても電話一本で迎えに来てくれ、刀の中には快適な座席が。
[びじゅチューン!] 曜変天目ディスコ
発想の源となった作品は、国宝・曜変天目(「稲葉天目」)。東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館に所蔵されている。12~13世紀の中国で作られた作品。ミラーボールのような曜変は、釉薬が窯の中で化学変化を起こして生まれたもの。「曜」には「星」「輝き」の意味がある。
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