肛門科受診・その2(2週間経過)

 2021/02/26 Fri

おなかとおしり

2週間前の初受診の時に予約をしていたとおり、
肛門科へ再び行ってきましたよ。

いろいろ思い出しながら書き出したので
いつも以上に話があちこちに飛んでいるメモですが、
よろしければお付き合い下さい。
そして相変わらずウンコ連呼注意です。

この2週間、お薬のおかげでお通じはわりと安定して軟らかめでしたが、
不安が大きいせいか、もともとの過敏性腸症候群が強いのか、
ちょっと下痢気味になったりもしていました。
まぁ、でも、トイレタイムのスリルショックサスペンスから解放されて
(「また傷作っちゃうかも、痛いかも」ってドキドキだったんだよ……)、
それはすっごくありがたかったです。

が、これまでは、
トイレタイムやその後にしばらく痛みが続くという状態が
ほとんどだったけれど、
受診から1週間後の先週末あたりは
お尻の奥がズンズン痛んだり尾てい骨(?)がじーんと痛んだり、
これまでとちょっとタイプが異なってきて、心配にもなりました。

いろいろググって、
「排便時やその後しばらくの間だけに痛みが出るのは比較的初期で、
 それとは関係なく、半日もしくは1日中痛みが続く段階に入ると治りが遅い」
「『古傷』の状態になると、常に痛みが出るようになる」
とか何とかいう記述を見つけてしまいまして……。

私、今まで大怪我とか大きな手術ってしたことないし、
たまに聞く「古傷が痛む」っていうのがいまいちピンとこなかったんですよね。
でも、そうか、こんなふうに痛むのか、こんなに痛いのか。
アカラナータも大変だなぁ、そりゃ殺意も湧くわなぁ……。
(痔持ちから共感される不動明王)
(いや、アカラナータは痔じゃないですけどね?)(たぶん)

とにかく、そのお尻の奥の痛みというのは初めての経験で、
これまで時々痛みが出ていたところとは場所が違うようにも思えて、
「えっ、何これ痛い、大丈夫? これ大丈夫!?」
とドキドキしながら家で転がっていたりしました。
幸い、痛みの強さや間隔は少しずつ治ったのですが、
痔ってこんなにもいろんな痛みを体験させられるのか、
と驚かされたりもしていました。

……と、まぁ、そんなことを振り返りつつ、先生には
  • お通じは下痢気味ながらも比較的安定
  • 肛門の奥や尾てい骨(?)が強く痛むことがあった
  • ↑治ってきたのか悪化しているのかよくわからなくて不安
  • 軽い残便感が今でも時々ある
と素直にお話ししたのですよね。
そうしたら、まず、
「尾てい骨? どのへん?」
と聞かれて、
「えーっと、このあたりが……」
と自分で触って示してみたら
「あ、そこは仙骨だね、それは痔じゃないね」
と言われてしまい、あれー?

……言われた瞬間は「へっ?」と思ってしまったのですが、
もしかしてこれ、生理痛だったのかな?
実は今回、ちょうどタイミングが被っていて、
特に今回ちょっと重くてそっちの意味でも苦しかったのです。
生理痛って、その時いちばん弱いところに痛みやトラブルが出やすいっていうし、
今、お尻が非常事態だから、ここに痛みが出ちゃったのかも。
今まで、生理だからってそこが痛むことはなくて、
その可能性に気付かなかったけれど。

だって、最近は頭痛が出ることが多かったんだもん!
記憶力とか集中力とか明らかに落ちてる自覚あるし、
「そっかー、最近アタマ弱ってるしな〜」とか思ってたんだもん! もんもん!

それはともかく、先生が
「じゃあ、またちょっと、診てみましょうか」
ということで、また診察台に上がって患部を診てもらいました。
で、前回と同様に、器械(たぶん内視鏡?)を突っ込まれたりしたのですが、
「どうですか? これ、痛いですか?」
「い、痛くはない、ですぅ……」
「うん、明らかによくなってるねぇ」
「そ、そうですか〜……」
ということで、ちょっと安心。

前回は患部がただれて器械が途中までしか入らなかったそうだけれど、
今回はもう少し奥までしっかり診てもらえたようです。
が、そこで「透明な粘液(?)」が発見されて、
直腸炎を起こしている可能性、
もしくはシャワートイレの水が入っている可能性を指摘されました。

「時々、洗いすぎて水が入っちゃってることがあるんだよね。
 ちょっと、お尻の穴、締めてもらえますか〜?」
「はいっ(フンッ)(キュウッ)」
「そうそう、その状態で当ててもらうのが正しい使い方なんですね〜」
「そ、そうなんですかっ(キュウッ)(←継続中)」
……という感じで、指導を受けました。
ていうかそんな、初耳ですよ!?
そんなこと今まで誰も教えてくれなかったよ!?

みなさま、ご存知でしたか?

……ちなみに、この「透明な粘液(?)」ですが、
診察後の会計待ちの時に気付いたのだけれど、
もしかしたら、オリーブオイルだったかもしれないです……。

今月初めの、肛門科の受診を決意した頃だったのですが、
「お通じ改善にオリーブオイルが効く」という情報を思い出して、
近所のややお高めのスーパーでお値段の立派な小さいボトルを買って、
朝晩の食事の初めに、牛乳寒天やミニ湯豆腐ににかけたりして
スプーン1杯ずつ摂るようにしていたのです。

だいぶ昔だけれど、初めてアヒージョを食べた時、
その直後におなかをこわして大変な目に遭ったので、
「オリーブオイルは危険! 以後禁止!」とずっと避けていました。
だから、今回も恐る恐る様子を見ながら試していたのだけれど、
憩室ができてしまった今では
一口ずつのオリーブオイルでは少なくとも悪影響は出ないみたいで、
おまじないのような気持ちで摂り続けておりまして。

ただ、でも、軽く催してトイレで「フンッ」てやった時に
透明な何かがちょっと出たことがあって、
それも粘液だったかもしれないけれど、
拭いた感触が油っぽくて「あっ、もしかして」と思ったんだよね。
いや、素人判断だし、わかんないけれども……。

そして、実は痔そのもの以外での最大懸念事項でもある
「残便感」についてですが、
今はまだ、傷が完全に治ったわけではないので
その影響でそう感じられるのでは、という見立てでした。
まぁ、お通じ改善のお薬も飲んでいるから、
何だかちょっと、おなかを支配されている感じ(?)はするもんなぁ……。
直腸瘤とか、括約筋の異常とかだったらどうしよう、
って不安もなくはないのだけれど……。

あと、前回は診られなかった直腸がちょっと赤くなっていることも発覚して、
上記の粘液の件も含めて、
「経過観察の後、必要であれば大腸カメラ検査」ということになりました。

そんなこんなで、前回と同じお薬を1ヶ月分出してもらって今回は終了。
うーん、大腸カメラ、この際受けといた方がいいかなぁ。
悩みつつ、迷いつつ、まずは痔の完治を目指します。

そうそう、せっかくなので、前回と今回の診察結果について
先生から頂いたシートを載せておきますね。
恥ずかしいけれど、おもしろいので!



↑こちらが前回(初診時)、
↓こちらが今回(2回目)、です。



うーん、とりあえずオリーブオイルは卒業するかぁ。
ちょうど、あと1日分くらいで終わりそうだし、
お通じについては薬飲んでりゃもう十分かな、って思うし。

いやー、しかし、痔って大変ですね。
過去にわりとあっさり治った経験がある分、
病院に行くのが遅れてしまって、けっこう大変な事態になりかけていたけれど、
やっぱり何でも、すぐ病院に行かなきゃダメね……。
深く反省しています。
では、これからも苦手な錠剤をがんばって飲むぞ〜。ウェ〜〜〜イ。

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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