肛門科受診・その1(初診)

 2021/02/12 Fri

おなかとおしり





(今回、都合上うんこ連呼しておりますので、
 お食事中の方は読み飛ばして頂いた方がいいかもです〜)

いつか完治したらここでネタにしようと思っていたけれど、
なかなか治りきらずに繰り返してすっかり長患いになってしまったので、
ちょいと勇気を出して、初めて肛門科に行ってきましたよ。

実は私、父の入院の直後(昨年10月下旬)から、
痔を患っておりますのです……!

いやー、痔ってね、便秘の人が硬いウンチでヤっちゃう、
っていう固定観念があってね、
過敏性腸症候群の下痢タイプの自分はまるで無縁だと思っていたのですよ。

これまでに確か2回くらい、ちょこっとだけ出血する程度のものを
経験した記憶はあるのですが、
それほど苦しんだ記憶もなく、すぐに治ったと思うのですよね。

でも、今回のは、
「お、治った……かな? 血も出ないし痛みも引いた!」
→「またヤってしまった……」
を何度も繰り返して、平穏な日々がなかなか続かないのです。
ストレスも悪化の要因とのことで、
まぁ、父が退院するまでは不安も多かったし
実際問題としてあまり時間に余裕もなかったけれど、
でも、年末に退院して年が明けた頃には
さすがにそろそろ落ち着くだろう、治ってくれるはず、
と思っていたのです。
ていうか、思いたかったのです。

だけど、やっぱり繰り返しちゃう。めそ。
いくら何でも治りが遅い。めそ。
もしかして、単純な痔じゃないのかな?
私のお尻で、何かが起きている……!?
……と思ったので、さくっと検索して
通いやすいところにある専門病院へ予約をして行ってきましたよ。

初診だったので、問診票にあれこれびっしり書き込んで、
看護師さんからの面談を受けて、
その後に診察、という流れでした。

あ、触診というのかな、患部ももちろん診てもらいましたよ。
おズボン&おぱんつを半脱ぎして、
ベッドに仰向けになったまま体操座りする感じで膝を抱える体勢で。
看護師さんが先生との間にバスタオルで壁を作ってくれていたので
よくはわかりませんが、
先生の言動や感触(ぐええ)などから察するに、
内視鏡(?)も突っ込まれたようです。
辛いは辛いけれど、診てもらわないと始まらないし、
がんばって耐えました。おぐぐぐ。

ちなみにその診察結果としては、上の画像のとおり、
  • 肛門がやや狭い
    (生まれつきか痔の影響かは不明)
    (触診の時、器械が途中までしか入らなかった)
  • おなか側に傷あり
といった感じでした。

そうそう、最初に提出した問診票に
「2017年に受けた大腸バリウム検査にて、憩室が多いと指摘されました」
と書いていたのですが、先生にはちょっと驚きだったようです。
「普通、もうちょっと年いった人にできたりするんだけどねぇ」
「えっ、そうなんですか?」
「うん、まぁ、生まれつきある人もいるけど」
って。そ、そうなんだ!? 知らなかった!

「憩室があると、ちょっと難しいんだよね。
 硬いウンチがいろんなタイミングで出てきちゃうから」
と言われて、ふ、ふ、不安になってきちゃったんですけれど……!
えー、そうなの……。めそ……。

(憩室というのは、過去記事にも少し書きましたが、
 直腸にできた余分な突起、袋小路みたいなものです。
 そこにウンチが溜まって、硬くなったり炎症を起こしたりするらしい)

ただ、でも、それ対策のお薬もあるそうなので、
とりあえず2週間分のお薬を出してもらって経過観察、
ということになりました。
それが上の画像です。
毎食後の錠剤が3つと、1日2回の塗り薬。

いちばん小さい錠剤は、酸化マグネシウムなのですが、
口に入れるとラムネみたいにシュワシュワ溶けておもしろいです。
あと、楕円のは、
憩室に溜まったウンチをまとめて出やすくする作用があるそうですが、
その製品名が「コロネル錠」っていうんですよ。
あたかもウンチの妖精さんが
ウンチをころころ練り練りしてくれているみたいで、
「あっ、ちょっとイイ……!」と思ってしまいました。
(落ち込んだ気分を無理やり盛り上げています)

あっ、そうそう、
「以前、痔になった時は、それほど苦しまずに治ったはずなのですが……」
と先生に言ったら
「まー、年取ると怪我も病気も何でも治りが遅くなるからねー」
とズバッと斬られてしまいました。
ア……、ア……、デスヨネ〜……。
そんなの知ってるもん! わかってるもん! もんもん!(ウワァァァン!)

それにしても、肛門科、
初めて行ったけれど、他にも患者さんいっぱいでした。
もちろん、症状やお悩みはさまざまだろうけれど、
勝手に「同志よ……!」と連帯感を持ってしまっていました。
みんな辛いよねぇ、がんばろうねぇ。うっうっ。

先生によると、傷が治るには2週間かかるのだそうです。
(たぶん、平均値みたいなやつ?)
薬の切れる2週間後に次回診察の予約を入れてきましたが、
その間に痛みや出血が完全に消えたら私の勝利、
ということですよね。
がんばれ私の細胞!

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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