「約束のネバーランド」(原作)

 2021/02/24 Wed

エンタメ

書籍 「約束のネバーランド」

義兄が貸してくれた「約束のネバーランド」の原作コミックス(全20巻)を
読み終えました。
アニメでは現在第2期が放映中という微妙なタイミングでもあるし、
これから原作を読もうという方は、
以下はネタバレを含む雑感メモなのでご注意下さいね〜。

いやーー……、すごいお話でしたね!
読み始めると続きが気になっちゃって、
最終巻までズゴゴガガガと止まらないまま読み切ってしまいました。

最後のあたり、ママが死んじゃうところとか
ラストでみんなと再会するところとか、
うっかり涙ぐんでしまいましたよ。うう。

ただ、まぁ、でも、
アニメ第1期が始まった頃からちらほらと耳にしていた
「エマがいい子すぎて感情移入できない・苦手」っていう意見も
わからなくはないなぁ、とも思ったり。
今ちょうどアニメでもやってる部分だけれど、
鬼にひどい目に遭わされてきたのに絶滅させたくない、とか、
ちょっと優しすぎて、心配になっちゃうよね。

個人的には、エマが「代償」について隠し通そうとしていたところが、
彼女を親目線でも見てしまうおばちゃんとしては
あああ、もう! っていう気分になりました。
そういう、1人で全部背負って、自分さえ犠牲になれば、みんなが救われるなら、
っていう思考がダメだっていうのに! って。
エマはいい子なんだけれども、最後の最後までこうだから、
危なっかしい子だな、という印象が強く残ってしまいました。

心理戦だったり冒険活劇だったり謎解きだったり、
各編ごとに傾向が異なるストーリーでしたが、
いろいろあっておもしろかったですよ。

でも、アニメだと中盤をばっさりカットして
えっらいショートカットで完結へ持っていこうとしているみたいで、
この原作の、少しずつ仲間を増やして、犠牲も出しつつ前へ進んで
ついに目的を果たす、っていうのがよかったのに、
この少人数で大丈夫なんだろうかと不安になっちゃうなぁ。

……とは思いつつも、アニメはアニメのおもしろさがあるので
まだしばらくは楽しめそうです。どきどき。
春には名古屋でも約ネバ展があるらしいので、
それもわくわく楽しみです!

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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