父の入院・5（細菌？　ウイルス？）

父について、まだ具体的な病名は判明していません。
71歳という年齢のわりには筋肉質で頑丈そうな体型をしていること、
それなのに、母によると、この1週間で急に体調を崩して
ついには倒れてしまったことから、
先生は「何らかのウイルスに感染した可能性もある」と話していました。
（「父の入院【1/26】（救急搬送）」参照）

薬やサプリメントの大量摂取や食中毒の可能性など、
いろいろと例を挙げて説明して下さったのだけれど、
食べ物にはこだわる方だし
食中毒なら、同じものを食べているはずの母が
何ともないのは不自然だし、
いったい何なんだろうと考えていました。

しかし、この2週間ほどの食事を振り返って、
唯一、父のみが口にして母が手をつけていないものがあったそうで。
「お父さんがデパートで買ってきた輸入物のブルーチーズ、
　お父さんしか食べてない！」って。

ブルーチーズ？　って、あのブルーチーズ？
においが強烈という噂は聞くけれど、私はまだ食べたことないなぁ。
ちなみに、母は「クサイからキライ！」だそうで。

でも、チーズで食中毒なんてあるのかなぁ、
そんなに危険な食べ物というイメージはないけどなぁ、
と思いつつググってみたら、
「リステリアによる食中毒」というページに行き当たりました。
（↑厚生労働省のサイト内です）

父は、倒れる2週間ほど前にそのチーズを買ってきて、
倒れる1週間前あたりからやたらと寒い寒いと言い出して、
倒れた当日の先生の所見では「敗血症のような症状」と説明を受けたけれど、
このリステニア食中毒の症状の「悪寒」とか「敗血症」と
確かに一致しているなぁ……。
うーん……、チーズか……？

とりあえず、母にはそのページを出力して渡しました。
明日、現物（冷蔵庫に残っている件のブルーチーズ）を持って
先生にもお伝えするそうです。
まるっきり見当違いかもしれないけれど、原因不明なままだと、
この先退院した後も、何に気を付けたらいいのかわからなくて、不安だもの。

あと、今回、食べものやそこについた細菌・ウイルスに関係がなくても、
父も母ももう十分高齢者なんだから、
万が一に備えて、なるべく生ものは避けるように言った方がいいな、と思いました。