「麒麟がくる」

 2020/05/10 Sun

エンタメ

テレビ 「麒麟がくる」

大河ドラマ「麒麟がくる」が大変におもしろいです。
数回見たら雑感をここにメモっておこうと思っていたけれど、
序盤から毎回見応えがあって、
余韻を味わいながらそれを文章にまとめようとしているうちに
あっという間に1週間が経ってしまって、その繰り返しで、
気付けばもうこんなタイミングになってしまいました。

でも、今日のでどうやら第1章が完結、っぽい雰囲気だったので、
この気持ちを記しておこうと思います。

いやー、それにしても、おもしろいですよねぇ!
まず、主人公の十兵衛のキャラクターがいいですね。
明智光秀という武将については
「本能寺の変を起こした人」という教科書どおりの情報以外
ほとんど知識がないまま見ているのですが、
そうか、もともとは岐阜の人だったのね。

ここからちょっと、ドラマというより自分語りになりますが。
うち、名古屋に越してくる前は、愛知の北の端の方に住んでいたんだよね。
ええと、愛知と岐阜の県境に近い、って言った方がわかりやすいかな。
当時の住まいは団地の5階だったんだけど、
姉と私が使っていた北の部屋の窓から、はるか遠くに金華山が見えて、
ライトアップされた岐阜城の姿もしょっちゅう目にしていました。

そしてまた、父の勤務地が一時期岐阜だったことも関係していたのか、
家族で遠出したり旅行したりする、というと
ほぼ岐阜方面だったりもしました。
自分もまだ小さい頃のことだったので、土地勘なんかはなかったものの、
地名や雰囲気には慣れ親しんでいたので、
ドラマの中で地名だけでもちらりと出てくると、ちょっとうれしい。

ちなみに金華山や岐阜城には、10年ほど前に行ったことがありますが
(ん? もしかしてあれがお初だったんだっけ?)、
何というか、ほんとうに、山! でしたよ。
ここにお城を築いて、生活していただなんて、すごいなぁ。
ロープウェイとかリス村も印象的でしたが。

……と、まぁ、そこらへんはさておき。
とにかく光秀がおもしろ可愛いです。
ハキハキした声で「わかりました! では帰ります!」とか言われた時には
ブフォッと噴いちゃったし、
女心にてんで疎いところはこちらも見ていて「んああ〜!」でしたが、
素敵なお嫁さんをもらってほっとしたし、
道三一家に振り回されっぱなしの青年期だったけれど、
今日のあの叔父上との別れのシーンとか、もう、ねぇ、あれ、ねぇ……(涙)。
あと、伝吾とか、もう、ねぇ……(涙)。

いやー、それにしても、モックンかっこよかったですねー! キャッキャッ。
道三様&十兵衛(with 叔父上)のやりとりがけっこう好きだったので、
ああ、もう、見られないんだなぁ、と思うと淋しくて、うっうっ。

あと、帰蝶様がお美しくてキュートで、さらにしたたかで少し恐ろしくもあって、
彼女と信長の今後についても楽しみです。
さすがに信長については史実からいくらか知ってはいるけれど、
彼自身の描かれ方も、これまでの多くの作品とはまた少し違うみたいだし、
奥さんとの関係についてはほとんど知らないままなので。

女性キャラでは、他にはお駒ちゃんもいいですよね。
特に序盤では、お駒ちゃんの気持ちに寄り添って見ていました。
幸せになってもらいたいけれど、架空の人物だから展開が読めなくて、
もしもこの先、ものすごく悲しい出来事があったらどうしよう……!

ええと、そうだ、あとOP! 渋くてかっこいい!
大河のOPとして、よい意味で「THE・正統派」という感じがします。
昨年の「いだてん」の型破りで明るいOPも大好きでしたが、
今年のも毎回味わっています。
ていうか、極太明朝体って何でこんなにかっこいいんだろうね……!

はぁはぁはぁ、いやー、今年もよいものを見させて頂いております。
いろいろと災難が続いて現場は大変そうだけれど、
どうかこれからもがんばって下さい〜!

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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