NHKの時代劇、「螢草 菜々の剣」をようやく鑑賞。
番宣でたまたま知って、
「女の子が剣の修行に明け暮れる話かな?
仇討ちかぁ、あんまり暗い話だったら苦手だけれど……」
と思いつつ録りためておいたものです。
大まかな筋としては、武家の娘である菜々が
自身の父親と、仕える家の旦那様との二重の仇である男に対して
立ち向かっていくお話です。
でも、剣術修行がメインではなくて、
奥様やお子様たちとのふれあいや菜々の成長を追っていく感じで、
こういうの、何ていうのかな、人情ドラマという分類かな?
ヒロインの菜々ちゃんが、真面目で一生懸命ですごくしっかりしていて、
でも、やや天然な部分もあったりして、
話が重くなりすぎるのをうまく和らげていると思います。
そんな彼女が理解者を得ていく様子も、
少しずつ旅の仲間を増やしていくRPGっぽくて、ちょっと楽しかった。
最後、どうなるのかなぁ、と母のような気持ちで見守っていましたが、
うんうん、やっぱりそうなるのね。納得。
ハッピーエンドで、よかったよかった。