前から気になっていたNHKの時代劇「ちかえもん」を
BSの再放送で見ることができました。
やー、おもしろかったなぁ!
「近松門左衛門」や「曽根崎心中」のことは
「歴史というか文学史で出てきたよねー、知ってる」
くらいの認識はありましたが、
その中身については無知のままでした。
これはもちろんドラマでフィクションではあるけれど、
その名作が誕生するまでを描いた作品です。
といっても、ただの時代劇ではなくて、
演出、というのかな、いろいろ独創的で
「え……、何これ、えっ、何??」みたいなのがぽつぽつ出て来て、
最初はびっくりしたけれど気付いたらすっかり馴染んでいて
ああ、もう、楽しかった〜。
万吉って結局何者なんだろう、という謎も
そうかぁ、そういうことだったのか……、
と解き明かしたようでいて、
いや、今でもどこかで不孝糖を売り歩いているのかもしれないし、
とも思わせるラストでしたね。
そのへんのさじ加減が、すごく好きです。
こういうドラマ、これからもいっぱい見たいです〜!