「乙嫁語り」の9巻だ! 1年ぶりの新刊だ!
パリヤさんとウマルくんの縁談が、無事に進みそうで、ほんとうによかった!
パンを片手にようやく気持ちを伝えることができたシーンは
「よかった、パリヤさんがんばった!」って思ったけれど、
もしかしたらこの先もパンがないと会話ができなくなっちゃうのかと
こっそり心配していました、実は。
そんなこともなくて、やれやれ。
ウマルくんはパリヤさんのおもしろ可愛いところが気に入ったみたいだし、
たくましくて力持ちなところにもグッときてるだろうし
(「ふぐぬううう」!)、
隊商宿をやりたい&パンを売りたいっていう共通の夢もできたし、
将来楽しみなカップルになって、とても楽しみです。
てっきりこのまま、結婚式まで描かれるのかと思っていたけれど
そういえば布支度はまだまだでしたね。大変そうだなぁ。
でも、あの帽子みたいに、やる気を出せば素敵なものが作れるんだから、
くじけずにがんばれ〜。
そうそう、パリヤさんにお友だちが一気に増えて、私までうれしい気分です。
そして、みんなもやっぱり、嫁入り話には興味津々なのねぇ。
カモーラさんはみんなを鎮めるかと思いきや
むしろグイグイ来ていたのが笑えました。ぷぷっ。
あと、にゃんこが可愛い。
それと、巻頭の4コマ集に久しぶりにタラスさんが出てきましたよね。
私は未だにスミスさんとの再会を信じているのですが、
この作品では婚姻にまつわる現実や厳しさも描いているので
それは叶わぬ夢なのでしょうか……。
さて、次巻はアミルのお兄ちゃんたちのお話とのことで、わくわく。
カルルクさんの弓の話の続きも気になる。
また1年後かもしれないけれど、のんびりと待っています。