「清々(さやさや)と」の続きがなかなか出ないと思っていたら
3巻と4巻が同時発売で完結!
うれしいけれど、少し淋しい。
でも、谷川史子はやっぱり好きだな。
「おひとり様物語」も好きだけれど
こういう中学生・高校生モノを、これからももっとたくさん描いてほしいなぁ。
というわけで、以下はネタバレを含む感想メモです。
これから読む予定の方はご注意下さいませ。
てっきり、本八幡先生は後城先生とくっつくのではないかと思っていたので、
あのラストは正直、意外でした。
ああ、いやいや、まだ最終的にどうなるかはわかりませんが。
先生にお断りされて、途中で出てきたあの男の子と
お付き合いが始まるのかなぁ、と予想していたので
初恋を貫き通す清(さや)ちゃんが可愛いやらかっこいいやら。
可愛いといえば、ローズガーデンカフェの
お給仕スタイルも素敵でした。かーわいい!
そして、みやびちゃんと平泉さんのバリスタスタイルも
めちゃくちゃかっこよかったです。これは惚れるわ。
そうそう、みやびちゃんと平泉さんの喧嘩もよかったなぁ。
田中清被害者の会。ぷっ。
ああ、それから、鈴蘭の制服のもこもこスカーフは
大島弓子の描くそれに憧れて云々、との話があとがきに載っていましたが、
私も、「風薫る」の時に
「『清々と』みたいなふわふわスカーフに!」って思って描いてたんだよね。
憧れは伝播する!
(今、久しぶりに自分の絵を見返したら
その片鱗すら感じられなくて落ち込みましたが、ま、まぁ、いいや)